大殿筋を寝ながら鍛える「お尻浮かし」のやり方
お尻を鍛えると、ダイエット効果や美しいシルエットを作る美容的な効果が期待できます。なかでもポイントなるのがお尻の筋肉である大殿筋です。そんな大殿筋を寝ながら鍛える「お尻浮かし」のやり方を紹介しましょう。大殿筋を鍛えるには、お尻にギューッと力を入れるのがポイントです。
大殿筋を鍛えると太りにくい体になる
お尻を鍛えるうえでポイントとなるのが大殿筋。大きな筋肉である大殿筋を鍛えると活動量が増えるだけでなく、見た目もお尻が上がってきます。結果的に、お尻を若返らせることができるのです。
大殿筋は体のなかでもっとも大きな筋肉の1つ。痩せやすい体によって非常に重要です。ただし、日本人は座っている時間が長いために、骨盤が後ろの傾きがち。骨盤が後ろに傾くと、大殿筋が縮んでゆるんでしまいます。
この状態が長く続くと、やがてお尻の力も衰えてしまうのです。しかし、この大殿筋は衰えやすいぶん、鍛えればすぐに変化が出る筋肉でもあります。大殿筋を鍛えると活動量が増えて全身の筋肉をよく使うので、太りにくい体になるのです。
大殿筋を寝ながら簡単に鍛える方法
そんな大殿筋を寝ながら簡単に鍛える方法があります。それが「お尻浮かし」です。床に仰向けになったら、ひざを立てます。だいたい90度くらいです。そして、足をしっかり閉じてください。足を閉じることでお尻の上のほうの筋肉も含めて、お尻全体を鍛えることができます。
この体勢でお尻を高く上げて、上げきったところでお尻にギューッと力を入れるのです。呼吸は止めずに2秒で上げて、2秒で下すを10セット繰り返します。
お尻が上がらないという人は、足とお尻を近づけると上げやすくなるでしょう。それでも上がらないという人は、できる範囲で力をこめるだけでOK。これを2日に1回程度、筋肉を休ませながら無理せず行うのが効果的です。
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