腕立て伏せのやり方は手の幅とひじの角度が大事
自宅の筋トレといえば腕立て伏せでしょう。しかし、腕立て伏せの正しいやり方をマスターしている人は少ないもの。というのも、あまりに小さいころから指導を受けずに始めてしまっているからです。そこで、腕立て伏せの正しいやり方について詳しく見ていきましょう。
腕立て伏せのやり方のポイント
腕立て伏せは、ただ単に体を沈ませて浮かせる動作ではありません。大切なのは地面を押すイメージを持つことです。
腕立て伏せは胸にある大胸筋を鍛えるメニュー。大胸筋に大きな負荷を与えるには、上腕を押す動作のときに強く働きます。このため、腕立て伏せの正しいやり方は、押す動作を再現する腕の動きを作らなければなりません。
そのために、腕立て伏せのやり方のポイントになるのが、両手をつく幅と動作中のひじの角度。体を十分に沈みこませて大胸筋をしっかりと伸張させ、力強く地面を押すことが重要になるのです。
正しい腕立て伏せのやり方
まず腕立て伏せの正しいやり方では、手の幅は肩幅の1.5倍に開きます。指先はやや外側に向けて、体幹を締めて体を一直線にしてください。ちなみにつま先は、腰幅くらいに開くのが一般的です。
そして、ひじをまっすぐ後方へ引くイメージで曲げていくのも、腕立て伏せのやり方のポイント。内側に入ったり外側に出たりせずに、まっすぐ後方に引かれていることが肝心です。
そして、胸とあごが地面ギリギリになるようにひじを深く曲げても体は一直線のまま。大胸筋がストレッチされて力を蓄えられます。また、肩甲骨を寄せるようにすることで、より大胸筋を伸張させることができます。そして力強く床を押すのが、正しい腕立て伏せのやり方というわけです。
■「腕立て伏せのやり方」おすすめ記事
腕立て伏せのやり方は「床を押す」意識が重要
■「腕立て伏せ」おすすめ記事
腕立て伏せの効果は肩幅の1.5倍で最大化する
プッシュアップでつく手は腕を広げたひじの位置
腕立て伏せの効果が倍増するトライアングルとは
腕立て伏せ効果!オフィスの机で筋トレする方法
腕立て伏せ効果は両手を肩幅でつくと2割ダウン
腕立て伏せは回数が10回になるよう負荷を調整