腕立て伏せのやり方は「床を押す」意識が重要
筋トレといえば腕立て伏せ。うつ伏せになって腕を立て、床すれすれまで体を伏せたら元の位置に戻る運動です。とかく体を押し上げることに意識が集中しがちですが、腕立て伏せの本質は、床を強く押すことにあるのをご存じですか? 正しい腕立て伏せのやり方を解説します。
やり方を間違えると負荷がかからない
腕立て伏せは、胸の大部分を占める大胸筋を鍛える筋トレです。ただし、腕立て伏せのやり方を間違えると、大胸筋に思ったような負荷をかけられません。そこで、正しい腕立て伏せのやり方を紹介しましょう。
まず両手を開く幅は肩幅の1.5倍。手をつく位置は指先ではなく手首がバストラインになるようにします。上腕と床が平衡になったとき、ひじが90度に曲がるのが理想です。
指先を左右に開いて、人差し指と親指が作るV字を正面に向けます。両足を開く幅は腰くらい。頭からかかとまでを一直線にしたら準備完了です。
腕立て伏せのやり方は床を強く押す
正しい腕立て伏せのやり方は、この体勢からひじを横に張りながら曲げていき、胸を床すれすれまで近づけます。頭からかかとまでを一直線に保ったまま、床との距離がコブシ1個分になるまで胸を下げるのです。
体をおこすときは、手首の真下で床を押します。頭は上がったり下がったりせず、お腹と腰もフラットにキープ。このとき、両手で床を強く押す意識が肝心です。
元の位置に戻ったら、ひじを伸ばしきらずに反復するのが正しい腕立て伏せのやり方。これを15回×3セット行うようにしましょう。セット間のインターバルは30秒です。
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