インナーマッスルの鍛え方なら女子も手軽にできる
女子が腹筋を鍛えるなら、インナーマッスル腹筋のトレーニングが最適です。腹筋が割れるような筋肉ではなく、ウエストが細くなるインナーマッスルを鍛えるからです。しかもインナーマッスルを鍛えるには、女性に多い胸式呼吸が大切。まさに女子向けの腹筋トレーニングです。
目次
インナーマッスルの鍛え方は女子にも手軽
インナーマッスル腹筋の鍛え方の基本は、息を吐き切ってできる限りお腹をへこませた状態をキープすること。腹筋運動のような筋トレと違って、女子でも手軽に始められる筋トレです。
ここで注意しなければならないのが呼吸法。腹式呼吸を何回か行ったあとに行うと、しっかりとお腹がへこんで筋肉に強く負荷をかけることができます。しかし、一度へこませたあとは胸式呼吸となるのです。
インナーマッスルの鍛え方では、胸式呼吸でお腹を凹ませた状態をキープしながら、胸を広げたり閉じたりして息をします。息を吸うときに胸をふくらませて、息を吐くときに胸をしぼませるようにしてください。
インナーマッスルの鍛え方は女子向け
あまり呼吸法に意識が向いてしまうと、お腹が呼吸に合わせてふくらんでしまうので要注意。インナーマッスルの鍛え方は、ひたすらお腹をへこませた状態をキープすることが大切です。
このインナーマッスルの鍛え方では、肩甲骨と両肩を後ろに引きながら下ろすようにするのがポイント。自然と胸を張るので胸式呼吸がしやすくなり、お腹をへこませた状態をキープしやすくなります。
女子に人気のヨガや気功などでは息を吸い込みながらお腹を膨らませる腹式呼吸を利用しますが、インナーマッスルを鍛えることに主眼を置いたピラティスでも基本の呼吸法は胸式呼吸です。ちなみに、このピラティスも女性に人気のエクササイズとして知られています。インナーマッスルの鍛え方は女子向けともいえるでしょう。
インナーマッスルの鍛え方は女子に最適
腹式呼吸は副交感神経の働きを活発にして、体をリラックスさせます。適度なリラックス状態になると関節が柔らかくなるため、難しいポーズを取るヨガに向いている呼吸法といえるでしょう。
一方の胸式呼吸は交感神経の働きを活発にさせるため、筋肉が緊張した状態になります。この筋肉の緊張を、負荷として利用するしているのがピラティスの考え方なのです。胸式呼吸が多いといわれる女性に人気なのは、ここに理由があるのかもしれません。
そもそもインナーマッスルの鍛え方は、バリバリに筋トレして腹筋を割ろうというトレーニングではありません。その意味では、ウエストのシェイプに主眼を置く女子の腹筋運動として最適といえるでしょう。そのうえ、トレーニング時の呼吸法が女性に合っているとしたら、このインナーマッスルの鍛え方を女子が試さない手はないといえます。
インナーマッスルの鍛え方と女子の悩み
また、お腹がたるんでくる最大の原因は内臓下垂。ウエスト周りが太くなってしまっている元凶は、お腹の内側にある内臓の状態あります。内臓を正しい位置に保持するインナーマッスル腹筋の低下によって、お腹の中心に収まるべき胃や腸が骨盤のところまで落ちてしまっているのです。
女子に多い悩みのひとつである胃下垂も、インナーマッスル腹筋の衰えが1つの原因。お腹の内側がすでに太くなっているので、腹筋運動をやってもウエストが細くなるわけがありません。
インナーマッスルの鍛え方を実践して女子の悩みである胃下垂や内臓下垂が解消すれば、内臓の活動が活発になるため、便秘解消の効果もあります。こういった意味でも、インナーマッスル腹筋の鍛え方は女子向きといえるのです。
インナーマッスルの鍛え方と女子の脂肪
ただし、腹筋まわりについてくる脂肪の種類には注意が必要です。一般的に、女性は皮下脂肪がたまりやすく、男性は内臓脂肪がつきやすいという特徴があります。これは女性ホルモンの影響がその理由といわれています。
そして、内臓脂肪は運動をすれば減って食べ過ぎれば増える…という変動しやすい性質。一方の皮下脂肪は、いったんついてしまうとなかなか落とすことができないのです。
とはいえ一方で、減少する女性ホルモンの不足分を脂肪細胞からの分泌で補うために、皮下脂肪が増えてしまうという面もあります。ある程度の皮下脂肪を許容しつつ、インナーマッスル腹筋の鍛え方で内臓の位置を補正していきましょう。
インナーマッスルの鍛え方で女子の月経中
毎月つきまとう生理痛は、女性ならではの悩みでしょう。腹部に痛みや不快感がある月経中は、インナーマッスルの鍛え方を控えたほうがよいのでしょうか?
じつは月経期間こそ1か月のうちでもっとも痩せやすい時期。月経中は黄体ホルモンが上がり、後半になるにつれて下がってきます。
この黄体ホルモンが下がったときが狙いめ。腹筋がつきやすく、代謝も上がりやすいといわれているのです。すなわち、インナーマッスルの鍛え方の最適タイミングです。あまり気分が悪いときでなければ、積極的にインナーマッスルの鍛え方を実践しましょう。
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