大胸筋上部を鍛えるなら足を椅子に乗せて腕立て
大胸筋は上部・下部・内側の3つのパーツに分けられます。なかでも大胸筋上部は、胸元が開いたシャツなど服を着ていても露出する部分。大胸筋の上部をしっかり鍛えて自身のある胸元を作りましょう。大胸筋を効果的に鍛えるためのエクササイズを紹介していきます。
大胸筋上部の始点は鎖骨にある
大胸筋の上部が薄いと、胸全体が貧相な印象になりやすいもの。また、大胸筋の上部がほかのパーツより少ないと、全体的に垂れて見えてしまいます。
大胸筋上部の視点は鎖骨ですから、ここから腕の付け根にかけて伸びている筋繊維の走行に沿って鍛えるのがセオリー。首すじから胸元にかけての、いわゆるデコルテラインが整えられます。
大胸筋上部の鍛え方なら、足を椅子などに乗せて行う腕立て伏せがおすすめ。椅子の座面につま先を乗せて、腕は肩のラインで床につきます。頭からかかとまでを一直線にキープしたら準備完了です。
手軽に大胸筋上部を鍛える方法
この体勢から、ひじを曲げて鎖骨を床すれすれまで近づけます。大胸筋の上部に負荷がかかるのがわかるでしょう。10回×3セットを目標にします。
もう少し手軽に大胸筋上部を鍛える方法なら、アイソメトリックトレーニングがよいでしょう。両足を肩幅に開いてまっすぐ立ったら、ひじを曲げて両手の手の平を胸の前で合わせます。
両手を強く押し合いながら、ひじを斜め45度上方へゆっくり伸ばしていくのです。ひじが伸びいらない位置で、同じく強く押し合いながら元の位置に戻します。これも10回×3セットが目標です。
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