腸腰筋の筋トレは体幹部を正しい姿勢で固定する
陸上競技やサッカーなどでのパフォーマンスアップにつながる、腸腰筋の筋トレを紹介しましょう。スポーツなどの実戦的な動きの中では、体幹部が正しい姿勢で固定されていることが大切。だからこそ腸腰筋の筋トレも、体幹部を正しい姿勢で固定して行う必要があるのです。
体幹部を固定した腸腰筋の筋トレ
スポーツで筋肉が最大限に力を発揮するには、体幹部の正しい姿勢がキープされて、ほかの関節を最大限に動かせる状態でなければなりません。このためアスリートの多くが、体幹トレーニングをメニュー取り入れています。
股関節を動かす腸腰筋の筋トレでも体幹部の正しい姿勢は大切。そこで体幹部を正しい姿勢に固定した腸腰筋の筋トレのやり方を紹介しましょう。
仰向けになったらクッションを腰の下に置いて背中にアーチを作ります。足は腰幅に開いて、手は横に開いて手の平を下にしてください。お腹を締めて体幹部を固定したら準備完了です。
腸腰筋の筋トレは片足を6回ずつ
この体勢から、頭と片足を同時に持ち上げます。骨盤はやや前に傾けるイメージで、腹筋を止めることを意識します。背中に置いたクッションを押さないように注意してください。
上げた足を戻すときも、体幹部の力は抜かずに固定したまま。床スレスレまで下げたら、また頭と足を同時に持ち上げてください。腸腰筋の筋トレは片足を6回ずつ、連続して行います。
腸腰筋の筋トレでポイントとなるのは、上半身をまっすぐにした状態で、なるべく腸腰筋のみで足を上げること。陸上競技のスプリントで足を高く上げる動作や、サッカーのキックなどにつながるトレーニングです。
注意点は、足を上げるときに腹直筋を縮めて姿勢を崩さないこと。崩れた姿勢では、速く走ったり強くボールを蹴ったりできません。実戦で力を発揮するには、ふだんの腸腰筋の筋トレでも正しい姿勢で行うことが重要です。
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