カーフレイズはひざを曲げると効果が半減する
台などに乗って足首を曲げ伸ばしする筋トレがカーフレイズ。とくに片足カーフレイズで見られる光景ですが、ひざを曲げるカーフレイズは効果が半減します。バランスをとるために壁などに手をつくことも大切です。カーフレイズの正しいやり方を紹介しましょう。
カーフレイズはひざを伸げると効果減
カーフレイズはつま先立ちの動きによって、足首を伸ばす作用のあるふくらはぎの腓腹筋やヒラメ筋を鍛える筋トレ種目。さらに長腓骨筋、短腓骨筋、長母指屈筋、長指屈筋、後脛骨筋など、下肢にある多くの筋肉群にも刺激を与えます。
腓腹筋は足関節とひざ関節を動かす二関節筋であるため、カーフレイズはひざを伸ばした状態で行うのがポイント。腓腹筋がよくストレッチされて、効果的に筋トレできるのですカーフレイズはひざを曲げると効果が半減します。
カーフレイズのやり方は、何らかの台につま先を揃えて乗せて立ちます。壁などに手をついてバランスをとってください。ひざを伸ばしたまま足首をゆっくりと深く曲げたら、かかとをゆっくり上げてつま先立ちになるのです。これを反復することでふくらはぎ周辺の筋肉が刺激されます。
カーフレイズのポイントはバランス
カーフレイズのポイントは、壁などに手をついてバランスをとりながら行うこと。足首の力をフルに発揮するためには、安定した状態で行う必要があるからです。
床の上でカーフレイズを行う方法もありますが、床ではかかとを深く下ろせないため稼働域が狭くなるのが難点。効果の低くなるため、台などに乗って稼働域を広くするようにしましょう。
同じ理由で、かかとの下ろし方が浅いカーフレイズも効果的とはいえません。足首を深く曲げて、ふくらはぎにストレッチ感が感じられるところまでゆっくり下げていくこともポイントです。
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