ランニングの効果は話ができるくらいが一番高い
ランニングの効果は継続する時間が長くなるほど、多くの体脂肪が燃えて高まっていきます。とはいえ、時間は無限にあるわけではありません。同じ時間でなるべく多くの体脂肪を燃やしたいものです。そこで、ランニングの効果を最大化するペースを紹介しましょう。
ランニングの効果が高い運動強度
運動時の2大エネルギー源は糖質と脂質。一般的に運動強度が高いほど糖質の使用率が上がり、脂質の使用率は下がってしまいます。
とはいえ、運動強度が低ければよいというわけではありません。運動強度が低すぎると消費カロリー自体が少なすぎて、脂肪の燃焼効果が落ちてしまうからです。
その意味で、消費カロリーが高くて脂質も効率的に燃やせる運動強度がもっともランニングの効果が高いといえます。その目安となるのが、隣と人と話ができるくらいのペースです。
ランニングの効果を心拍数で最大化
ランニングの効果をより客観的に最大化するなら、心拍数を測ります。心拍数は1分あたりの心臓の拍動数のこと。ランニングの効果を測定するなら、脈拍を15秒間で測って、それを4倍して計測すればOKです。
そして、ランニング効果が最大化する目標心拍数は「(220-年齢-安静時心拍数)×0.5+安静時心拍数」となります。安静時心拍数は、起床時に布団やベッドに座って計測してください。
たとえば、40歳で安静時心拍数が80なら、目標心拍数は「(220-40-80)×0.5+80」なので「130」となります。ランニングの途中で立ち止まって脈拍を測り、効果を最大化するようにペースを調整しましょう。
■「ランキングの効果」おすすめ記事
自転車ダイエットがランニングより効果的な理由
■「ランニング」おすすめ記事
体幹ランニングなら驚くほどラクに走れる!
体幹ランニングでラクに走ってダイエット!
朝ランニングは脂肪を燃やすまでの時間を短縮