インターバルトレーニングは心臓の筋肉を鍛える
持久力を高めるためには、心臓の機能を改善して血液を全身に運ぶ力を上げるインターバルトレーニングが効果的。心臓の筋肉である心筋が鍛えると強くなる特性を利用しています。インターバルトレーニングは、強度の運動と完全には休まない運動を繰り返すのが基本です。
インターバルトレーニングの方法
持久力を高める有酸素トレーニングは、大きく2つに分けられます。1つは心臓や血管の機能を改善して全身に血液を運ぶ力を上げるトレーニング。もう1つは、肺の機能を高めるとともに血液の組成を改善するトレーニングです。
そして、血液を全身に運ぶ力を上げるトレーニングは、インターバルトレーニングが効果的。基本的にはアスリート向けの方法です。
まず比較的強い負荷で走ったり泳いだりする運動をさせて、そのあとにジョギングのような積極的な休養を与えます。そして、再び強い負荷の運動をさせたら、また積極的休養…。これを繰り返すトレーニングです。心臓の筋肉である心筋が骨格筋に似て、鍛えると強くなる特性を利用しています。
さまざまなインターバルトレーニング
インターバルトレーニングで強い負荷の運動をやるときには、最大心拍数の80~90%でトレーニング。積極的休養のときでも60~70%をキープします。比較的、厳しいトレーニングといえます。
インターバルトレーニングの原型は、70秒間ランニングして60秒間ジョギング…を繰り返すのというもの。これは1単位が200~400mほどになるため、ショートインターバルと呼ばれています。
そののちに、1千mや2千mといった長い距離のインターバルトレーニングも登場。こちらはロングインターバルと呼びます。
心臓や血管を強める効果にすぐれているインターバルトレーニング。現在ではさまざまなパターンのトレーニングが考案されています。ただし、強度の運動と完全には休まない運動を繰り返す基本は変わっていません。
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