インターバルトレーニングは中高生は避けるべし
LSDトレーニングとインターバルトレーニングは、組み合わせて行うことで全身持久力が効果的に上げることができます。実際のところは、LSDトレーニングで1時間ほど平気でジョギングできるような体ができてから、初めてインターバルトレーニングを取り入れるのが理想的です。
インターバルトレーニングの概念
LSDトレーニングはおもに、肺の機能を高めるもの。インナーバルトレーニングは、おもに心臓や血管を強化します。2つのトレーニングはおもな役割に違いがあるのです。そして、この2つのトレーニングを組み合わせることで、身体能力は一気に高まります。
心臓は内臓でありながら、その筋肉は骨格筋と同じ仲間の横紋筋です。内臓のような平滑筋ではありません。このため、骨格筋と同じように負荷をかけて鍛えれば強くなる…これがインターバルトレーニングの基本概念です。
激しい運動をして心臓が急速に収縮を繰り返したあと、運動の強度を落とすと、心臓はグーッと深く縮まります。このときに、心臓の筋肉が肥大する刺激が与えられるのです。
インターバルトレーニングの危険性
見方によっては、心臓の筋肉を酷使していることになります。つまりインターバルトレーニングは心臓の筋肉や血管を鍛える反面、心臓に大きな負担をかけるトレーニングでもあるということです。
やり方によっては危険と隣り合わせのトレーニング方法。このため、心臓が未発達のうちはインターバルトレーニングは十分に配慮したほうがよいでしょう。
人間の心臓が完成するのは20歳くらいといわれています。それまでは本格的なインターバルトレーニングはNG。中高生などは激しいインターバルトレーニングをしないほうがよいでしょう。
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