踏み台昇降は後ろ向きは危険!安全に効果を最大化する方法
小学校の体育で習った踏み台昇降は、じつは家で行う有酸素運動にピッタリ。脂肪が効率的に燃焼する心拍数を意識すれば、踏み台昇降の効果を最大化できます。ただし、昇って降りてを同じ向きで続けるわけではありません。踏み台昇降の効果を安全に最大化する方法があるのです。
踏み台昇降の効果を最大化する方法
効率的に脂肪を燃焼させる目安が目標心拍数。「220」から年齢を引いた数値の、60~75%が目標心拍数になります。30歳の人なら220から30を引いた190の60~75%にあたる「114~143」となります。
目標心拍数になる運動というと、ちょっと速いペースのウォーキング程度。1日30分のウォーキングでも、目標心拍数を意識すれば効率的に脂肪を燃やすことができます。
とはいえ、屋外で行うウォーキングはどうしても天候に左右されるもの。雨の日は休まざるをえません。そこで室内で簡単にできる有酸素運動の方法を紹介しましょう。それが踏み台昇降。踏み台昇降の効果を最大化する方法は、目標心拍数を意識することです。
踏み台昇降で後ろ向きは危険
踏み台昇降は、ものをとるときなどに使う高さ20㎝程度の踏み台を使用します。ただし、室内で行う踏み台昇降は後ろ向きには下がりません。後ろ向きに降りると、転倒や家具にぶつかるおそれがあるので危険です。
踏み台に上ったらそのまま前に進んで踏み台から降り、方向転換してまた上ります。これで踏み台昇降の効果を安全に最大化できるというわけです。
なお、踏み台昇降の方向転換で同じ方向ばかりに回り続けると、目が回ってしまってこれまた危険です。左右交互に回るようにして、目が回らないように注意してください。
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