タバタトレーニングはたった4分で運動能力UP
休みを入れて行うインターバルトレーニングは、じつに50年以上もの歴史のあるトレーニング法です。なかでも、いま話題になっているのがタバタトレーニング。たった4分のトレーニングで運動能力がアップするというタバタトレーニングを詳しく見ていきましょう。
タバタトレーニングの最大の特徴
タバタトレーニングは20秒間、運動したあとに10秒間の休憩。これを8セット繰り返すのが基本メソッドになります。合計4分間という短時間で運動能力をアップできるのがタバタトレーニングの最大の特徴です。
ただし、20秒間の運動強度は最大酸素摂取量の170%。最大酸素摂取量100%が運動強度で人間は「非常にキツイ」と感じるレベルになります。とんでもなくキツイ運動を休憩を挟みながら8セット行うのがタバタトレーニングです。
最初はそれほど高くない心拍数も、6セット目は180拍くらいになるといいます。トータル4分間で、疲労困ぱいの状態に持っていくのがタバタトレーニングというわけです。
タバタトレーニングで12~13%向上
タバタトレーニングでは結果的に、無酸素性運動の能力も有酸素性運動の能力も、両方とも伸ばすことが可能。まず1セット目の20秒の運動ではエネルギーの85%が無酸素性でまかなわれます。
そして、反復することで有酸素性のスイッチがオン。無酸素性のエネルギー供給は筋肉の中で直接的に発動しますが、有酸素性のエネルギー供給は心臓や肺などの臓器を経て筋肉に供給されるため時間がかかるのです。
6セット目以降は有酸素性のエネルギーが増していき、7セット目では最大酸素摂取量とほぼ動レベルに達します。これは運動に慣れている人もそうでない人も同じ。3~4分で最大酸素摂取量に到達します。タバタトレーニングを持続すれば最大酸素摂取量が12~13%向上するのです。
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