広背筋の筋トレは腕を広めに開いた懸垂が効果的
広背筋は背中の下部にあるアウターマッスル。よく脊柱起立筋と混同されますが、脊柱起立筋は背骨に沿って存在するインナーマッスルです。そんな広背筋の筋トレは、腕を広めに開いた懸垂が効果的。このとき、グリップは順手にするのが広背筋の筋トレの基本なのです。
広背筋の筋トレでたくましい背中
広背筋はおもに腕を動かす働きをしますが、脊柱起立筋は背骨を曲げる働きをします。言い換えれば、脊柱起立筋は体幹を動かす筋肉です。広背筋と脊柱起立筋は役割が大きく違っています。
広背筋の筋トレ効果が実感できるのが、背中から脇の下へと筋肉がせり出してくること。広背筋はたくましい背中を演出してくれます。体操選手の背中を見ると、広背筋の筋トレ効果がイメージできるでしょう。
広背筋が動作するのは、日常生活でいえばぶら下がる動き。電車のつり革などにつかまるときなどに動作します。スポーツでいえば、水泳のクロールで水をかく動作や柔道やレスリングで相手をひく動作です。
広背筋の筋トレに懸垂トレーニング
広背筋の筋トレに効果的なのが、鉄棒などにぶら下がって行う懸垂トレーニング。肩幅よりコブシ2個分ずつ外側に腕を開いて行うと、より効果的に広背筋を筋トレできます。
広背筋の筋トレのやり方は、鉄棒に腕を広めに開いてぶら下がったら、足を交差させたら準備完了。この体勢から肩甲骨を寄せるようにして、背中の力で体を引き上げるのです。
交差させた足をお尻に軽く引き付けながら、ひじをしっかりと曲げてください。広背筋の筋トレは順手で、しかも親指をバーの向こう側に回さないグリップで行います。1セット10回を3セット行ってください。
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