下腿三頭筋を鍛えるなら片足カーフレイズが効く
下腿三頭筋とはおもにふくらはぎを構成する筋肉。このため、下腿三頭筋を鍛えることが、引き締まったふくらはぎを手に入れる近道です。そして、下腿三頭筋を鍛えるのに効果的なのが片足カーフレイズ。階段などを利用すると、より効果的に下腿三頭筋を鍛えられます。
下腿三頭筋はよく使われている筋肉
下腿三頭筋とは、ヒラメ筋と腓腹筋で構成されるふくらはぎにある複合筋です。2つの頭を持つ腓腹筋とヒラメ筋で三頭筋となっていて、それがアキレス腱となってかかとの骨につながっています。
弾性のある長い腱と力の強い筋肉で構成されている下腿三頭筋は、ダイナミックな動きが可能な筋肉。このため、ストレッチによる十分なケアが必要になります。
実際、運動して足がつるといった場合、この下腿三頭筋が痙攣していることがほとんど。それだけ下腿三頭筋は運動でも日常生活でも、よく使われている筋肉ということです。
下腿三頭筋を鍛えるカーフレイズ
そんな下腿三頭筋を鍛えるなら、片足カーフレイズが基本中の基本。自分の体重を負荷として、片足でかかとを上下させるトレーニングになります。バランスをとるため、椅子や柱など支えがある場所で行うのがセオリーです。
片足をアキレス腱の上にかけて片足立ちになったら準備完了。この体勢から指先に体重を乗せないようにして、片足のつま先で体をゆっくり上げていくのです。かかとを床につけないところまで下ろしたら、また上げる動作に入ります。
下腿三頭筋の筋トレは、片足ずつ20回を1セットにして3セット。階段などの段差を利用して、つま先だけを階段にかけてかかとを浮かせた状態でやると、上下動する可動域が広がって、より効果的に下腿三頭筋を鍛えられます。
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