前脛骨筋を意識して鍛える大股後ろ歩きのやり方
前脛骨筋は、いわゆるすねの筋肉です。あまり意識することはありませんが、歩行中につま先を上げるという大切な動作を行っています。ちょっとした段差につまずくようになったら要注意。前脛骨筋が弱っているかもしれません。さっそく、前脛骨筋を鍛える方法を紹介しましょう。
前脛骨筋は健康に重要な影響
前脛骨筋はじつは健康に重要な影響を与える筋肉です。というのも前脛骨筋は歩行中、かかとから着地してつま先で蹴るために重要な働きをします。いい歩き方は有酸素運動の大切なベースになるのです。
前脛骨筋は、手ですねに触れながらつま先を上下に動かすと動く筋肉。ちょっとした段差につまずくことが増えた人は、思っている以上につま先が上がっていない証拠。前脛骨筋が弱っている可能性があります。
前脛骨筋を鍛えるには、つま先をパタパタ動かす運動が基本。床にひざを曲げて座ったら、両手で体を支えます。この体勢で、左右のつま先を交互に上下に動かすのです。
前脛骨筋を後ろ歩きで鍛える
前脛骨筋のトレーニングは、左右20回ずつを3セット行いましょう。なお、つま先をパタパタ動かす運動はイスに座っても行えます。イスに浅く座って、両手で座面のへりをつかんだら準備完了。左右のつま先を動かします。
前脛骨筋があまり意識できない人は、後ろ歩きでも鍛えることも可能です。まずは背後に危険物がないかをよく確認したら、ゆっくりと大股で後ろ向きに歩いてみましょう。まずは右足を後ろに出します。
そして、そのまま右足に体重を乗せときに、左足のつま先を上げるのです。左足のかかとで地面を蹴って、今度は左足を後ろに出します。ポイントは、大樹が後ろに移動したときに前足つま先を上げることです。
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