体幹トレーニング「真向法体操」の4つの動作
手軽にできる体幹トレーニングの方法なら「真向法体操」がよいでしょう。真向法体操は4つの動作を覚えるだけ。4つの動きを合わせても3分程度で終わります。このため、長続きしやすい体幹トレーニングの方法なのです。体幹トレーニング「真向法体操」の4つの動作を見ていきましょう。
体幹トレーニングになる真向法体操
真向法とは80年の歴史を持つ健康体操になります。脳卒中を患いながらも病気を克服した長井津氏が、自身の経験から仏教の礼拝の姿勢を元に編み出した体操。ちなみに、真向法体操は4つの動作を覚えるだけでOKです。
人間にとって一番大事なところが腰やお腹。真向法体操では、腰まわりの姿勢を維持するインナーマッスルを中心に動かすため、体幹トレーニングになるのです。また、この部分の筋肉と筋膜を曲げ伸ばしすれば、全身の血流もよくなります。
真向法第一体操は、足の裏の外側を合わせて、背筋を伸ばして座ります。ここから胸を床につけるように息を吐きながらゆっくりと上体を前に倒すのです。これを10回繰り返します。
長続きしやすい体幹トレーニング方法
真向法第二体操は、両足を伸ばして長座の体勢になってください。この姿勢で背筋を伸ばしてから、ゆっくりと上体を前に倒します。この動きも、息を吐きながら10回行ってください。
真向法第三体操は、足を左右に開いて背筋を伸ばし、腰を立てて座ります。両足は120度を目安に、できる範囲で開きましょう。ここから息を吐きながら、ゆっくりと状態を倒します。この動きも10回繰り返してください。
最後の真向法第四体操は、正座の状態から両足の間にお尻を下ろします。そのままゆっくりと後ろに倒れたら、両腕を伸ばして1分ほどキープするのです。4つの動きを合わせても3分程度なため、長続きしやすい体幹トレーニングの方法でしょう。
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