手足の冷えにはスイカの白い部分を食べるとよい
夏本番を迎えると多くの場所で冷房が効いているため、冬よりむしろ夏に手足の冷えを感じる人が多いといいます。そんな手足の冷えにはスイカの白い部分を食べるとよいでしょう。スイカの白い部分に豊富に含まれるのがシトルリン。血流をよくするため、手足の冷えの予防・改善に効果があるのです。
手足の冷えの予防・改善にはスイカ
そもそも手足の冷えの原因は、冷たい空気やストレスなどで血管が収縮して、血液の流れが悪くなってしまい、手足など体の先端に血液がちゃんと行き渡らずに冷えてしまことにあります。
そして、手足の冷えに悩む日本人女性はなんと7割。なぜ手足の冷えが女性に多いかというと、女性は男性より筋肉量が少ないため。基礎代謝が低くて熱を生みにくいので、手足が冷えやすいのです。
そんな手足の冷えの予防・改善には血流をよくすることが大切。その働きがある栄養素の1つがシトルリンです。そんなシトルリンを豊富に含む夏が旬の食べ物が「スイカ」なのでした。
手足の冷えの改善に効果的なレシピ
スイカには、もちろん体を冷やす効果もあります。しかし、シトルリンはスイカの皮と実のあいだの白い部分に多く含まれているもの。赤いところにもシトルリンが含まれていますが、白い部分のほうが多く含まれています。
スイカの白い部分を食べるには、すいかの皮をまずピーラーなどで剥くことから始めます。すぐに食べたいときは、一口大に切って浅漬けの素に3時間ほど漬けるだければOKです。
また、千切りしたスイカの白い部分100gに、すりゴマ大さじ1杯を加えます。ここにおろし生姜チューブ5cmほどと、3倍濃縮のめんつゆ小さじ1杯を加えて混ぜ合わせれば「すいかの胡麻和え」の完成。手足の冷えの改善に効果的なレシピです。
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