内臓脂肪が溜まるのは3つの肥満タイプのどれ?
太り方にもタイプがあるもの。肥満タイプは大きく分けて3タイプあります。下半身に脂肪が溜まりがちな洋ナシ型肥満と、お腹がぽっこりと出るリンゴ型肥満、全身にまんべんなく脂肪がついてしまう寸胴型肥満の3つです。このうち内臓脂肪が溜まるのはどの肥満タイプなのでしょうか?
内臓脂肪が溜まるのはリンゴ型肥満
洋ナシ型肥満とは、下腹部や太もも、お尻などに皮下脂肪が溜まってくるタイプ。日本人女性にはこのタイプが多いといわれています。男性でも、下腹部やお尻の下がだぶついているのはこの肥満タイプです。
これに対して、リンゴ型肥満はお腹に内臓脂肪が溜まるタイプ。内臓脂肪は皮下脂肪よりも体に悪影響を及ぼしやすい脂肪で、いわゆるメタボリック・シンドロームのチェックで引っかかるのもリンゴ型肥満です。
内臓脂肪が溜まる原因は、炭水化物や糖分の摂りすぎ。脂っこいものもよく摂る人にも見られます。男女とも、中年以降にズボンやスカートのウエストがきつくなったら、それは内臓脂肪が溜まってきた証拠です。
洋ナシ型肥満も内臓脂肪が増える
一般的に洋ナシ型肥満は女性に多く、リンゴ型肥満は男性に多いといわれています。しかし、女性でも洋ナシ型肥満で皮下脂肪が増えたあとに、内臓脂肪が増えてくるので注意しましょう。
とくに50代以降になると、女性は子育ても終わって活動量が激減。男性も肉体的にも負担の少ない仕事がメインになってくるものです。しかも、経済的に余裕が出てくるため食事も高カロリー傾向。生活スタイルを改めないと、内臓脂肪を減らすことはできません。
寸胴型肥満は、おもに皮下脂肪が溜まるタイプですが、洋ナシ型肥満のように下に流れません。ウエストや腰まわり、腕や太ももの付け根などに脂肪が付いているため、着やせして見えるので得するタイプといえるでしょう。
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