内臓脂肪が溜まっているかのセルフチェック3つ
同じ体脂肪でも「内臓脂肪は普通預金で皮下脂肪は定期預金」といわれます。これは内臓脂肪は付きやすくて落ちやすい一方、皮下脂肪は付きにくいもののなかなか落ちません。その意味では、内臓脂肪は油断するとすぐに溜まってしまうもの。内臓脂肪が溜まっているかの3つのセルフチェックを紹介します。
内臓脂肪の3つのセルフチェック
内臓周辺に必要以上に溜まるのが内臓脂肪。ほとんどの場合、食生活の偏りや運動不足、不規則な生活など生活習慣の乱れによってもたらされます。まずは、どれだけ内臓脂肪が溜まっているかの3つのセルフチェックを紹介しましょう。
1つめ内臓脂肪セルフチェックは仰向けで両脚を揃えて、ひざを曲げずに8の字を描けるかどうかです。できない人は腹筋が弱いため、内臓脂肪がたまりやすい傾向にあります。内臓脂肪の危険度は30%といえるでしょう。
2つめの内臓脂肪セルフチェックは、椅子に座った状態でひざに額が付くかどうか。内臓脂肪がたまってくると、前屈が難しくなるからです。ひざに額が付かない人は内臓脂肪型肥満の予備軍。危険度は60%といえます。
内臓脂肪を減らすチャンスは空腹感
3つめの内臓脂肪セルフチェックは、ここ3か月以内にベルトの穴が1つ以上増えたかどうかです。該当する人はかなり危険でしょう。内臓脂肪は短期間でたまるもの。ベルトの穴の分だけ内臓脂肪が付いたと考えてください。危険度は90%です。
そんな内臓脂肪を減らすチャンスは空腹感を感じたとき。空腹時は内臓脂肪がエネルギーとして使われるタイミングになります。できるだけ空腹感を我慢してから食事するだけで、内臓脂肪を減らすことが可能です。
内臓脂肪が溜まった状態が続くと、糖尿病や高脂血症、高血圧症などの生活主観病に発展しやすく、症状がいきなり現れます。内臓脂肪が溜まっているかをセルフチェックして、空腹感で内臓脂肪を減らすように心がけましょう。
■「内臓脂肪」おすすめ記事
その気になればすぐ!?内臓脂肪レベルの落とし方
内臓脂肪を減らすなら「空腹感」がチャンス
内臓脂肪を減らす「スタンドアップパドルボード」
ぽっこりお腹の原因「内臓下垂」を解消する筋トレ
お腹の肉の原因は皮下脂肪と内臓脂肪と内臓下垂
■「脂肪」おすすめ記事
体脂肪を減らすには3つの栄養素が不可欠だった
皮下脂肪を落とすだけで腹筋を割る方法とは?
体脂肪率の理想は腹筋が割れる「10%以下」
女性の体脂肪率「20%以下」が理想だった
細マッチョの体脂肪率は15%以下を目指すべし