内臓脂肪を減らすためには体幹を鍛えると効果的
内臓脂肪を減らすには適度な運動の習慣化が大切です。そもそも内臓脂肪が溜まってしまうのは、長年の食べすぎと運動不足が原因。ぽっこりお腹は、食事量をコントロールするだけではなかなか改善されません。そして、内臓脂肪を減らすために運動するなら、体幹を鍛えると効果的です。
内臓脂肪を減らす2つのステップ
内臓脂肪は皮下脂肪と比べると、細胞内の代謝が活発。増えるのも早ければ減らすのも早いという特徴があります。すなわち、適度な運動を習慣化すると、内臓脂肪を減らす効果が短期間が現れるのです。
そんな運動の習慣化で目指すべきは、基礎代謝量を上げること。基礎代謝量は筋肉量によって変わります。筋肉を鍛えるとエネルギー消費量が増えて、痩せやすく太りにくい体が作れるのです。
とはいえ、ただ運動すれば内臓脂肪を減るわけではありません。内臓脂肪を減らすには2つのステップが必要になります。まず脂肪細胞に蓄えられている脂肪が分解されて遊離脂肪酸となるのが第1ステップです。
内臓脂肪を減らすには体幹を鍛える
そして、遊離脂肪酸が血中に放出されて筋肉に運ばれて、細胞内のミトコンドリアで酸素と反応して燃焼して、エネルギーとして消費されるのが第2ステップ。分解されたのちに、燃焼されなければならないのです。
ここで筋肉を構成している筋線維は働きや色によって「白筋・赤筋・ピンク筋」の3タイプに分かれています。このうち、脂肪を燃やすミトコンドリアを多く含むのが赤筋とピンク筋です。そして、赤筋とピンク筋は体幹に多く存在しています。だから、内臓脂肪を減らすためには体幹を鍛えると効果的なのです。
なお、運動不足の人は筋肉が硬くなっていて、毛細血管も収縮して血行が悪くなりがち。ストレッチで筋肉をほぐすと血行がよくなり、ミトコンドリアに脂肪や酸素がスムーズに運ばれます。内臓脂肪を減らすには、まずはストレッチから始めるとよいでしょう。
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