1日の消費カロリーの7割を基礎代謝が占める
年齢を重ねるごとにダイエットしても体重や脂肪が落ちにくくなるもの。なぜ歳をとると痩せにくくなるのでしょう? じつは1日消費カロリーの7割を占めるのが基礎代謝です。そして、その基礎代謝が年々減っていくことが、ダイエットしてもなかなか痩せなくなる理由でした。
1日の消費カロリーの7割は基礎代謝
年齢を重ねるごとに痩せにくくなることには医学的な理由があります。基礎代謝は、人が生きていくために自動的に行われている活動で消費されるエネルギー。ただじっとしているだけで消費するエネルギーです。
この基礎代謝、1日の消費カロリーのなんと7割を占めています。ダイエットで基礎代謝が注目されるのはこれが理由。基礎代謝を上げることが1日の消費カロリーアップに直結します。
そして、この基礎代謝は14~17歳がピーク。それ以降は、加齢とともに減少していくのです。だからこそ人間は年々、1日の消費カロリーが減少。年齢を重ねるごとに痩せにくくなっていくのでした。
1日の消費カロリーが増やす方法
それでは、基礎代謝は加齢とともに減少するのを見守るしかないのでしょうか? じつは基礎代謝は簡単に上げることが可能。1日の消費カロリーも増やすことができます。
基礎代謝によるエネルギー消費のほとんどは、筋肉によって行われるもの。つまり、筋肉の量を増やすことが基礎代謝を上げるもっとも手っ取り早い方法なのです。
だからといって、いきなり腕立て伏せをしてもあまり効果はありません。太ももや腹筋といった大きな筋肉を鍛えたほうが、効率的に筋肉量を増やすことができます。そして、筋肉量が増えれば基礎代謝がアップ。1日の消費カロリーが増えて、リバウンドしにくいダイエット体質になれるのです。
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