筋肥大させるなら中程度の負荷を10回×2セット
筋トレによる筋肥大を最大限に高めるなら、中程度の負荷を10回×2セット行うのがおすすめ。筋トレで筋肥大を狙うためには負荷強度にこだわる必要はない…というのがいまや定説です。死ぬほどつらくないレベルで10回こなせる負荷を、2セット続けてやるのが効率的です。
どんな負荷でも筋肥大効果
筋肥大には負荷強度にこだわる必要はありません。実際、最大筋力の20%ほどしか発揮しない加圧トレーニングや、30%ほどしか発揮しないスロートレーニングでも筋肥大はおこります。つまり、どんな負荷であっても筋肥大させる効果はあるのです。
とはいえ、筋トレの筋肥大は効率的に行いたいもの。できるなら、なるべくきつくない筋トレが希望…というのが本音でしょう。加圧トレーニングは費用が高いですし、スロートレーニングはややもの足りない感があります。
おすすめは、中程度の負荷を適切な回数で行うトレーニング法。具体的には、死ぬほどつらくはないレベルで10回できるくらいの負荷をかけるのです。これをインターバルを空けずに、2セット行えば効率的に筋肥大できます。
筋肥大にはコップ1杯の牛乳
なお、筋肥大のためにプロテインを摂っている人もよく見かけます。しかし、高価なプロテインをわざわざ買う必要はありません。筋肥大には、筋トレ30分以内にコップ1杯の牛乳を飲むだけで十分です。
筋トレをすると筋肉に小さな損傷が発生。その損傷を修復しようと筋肉は、たくさんアミノ酸を取り込もうとします。そのタイミングでアミノ酸を含んだ乳製品を摂ると、筋肥大がおこるのです。
このため、筋トレあとには30分以内にコップ1杯の牛乳を飲むだけで十分に筋肥大が期待できます。なお、牛乳は低脂肪乳でもOK。ヨーグルトやチーズなどの乳製品でも筋肥大効果は変わりません。
■「筋肥大」おすすめ記事
筋肥大にタンパク質の摂取が欠かせない理由
筋肥大にマイナスだった朝食抜きダイエット
筋トレ後の有酸素運動は筋肥大を妨げてしまう
超回復の嘘!筋肉痛がなくても筋肥大は望める
筋肥大メカニズム「超回復」に必要な3つの要素
■「超回復」おすすめ記事
筋肉痛は超回復のチャンス!でも過労には注意
超回復が嘘なのは前提が間違っているから
筋肉疲労を回復するには「積極的休養」が一番
効果的な筋トレは「3日鍛えたら1日休む」
超回復の筋トレは週2~3回で現状維持は週1回