体幹を鍛えるときは固めるより動かすことを意識
うつ伏せでひじを床について体を一直線に支える体幹トレーニングがプランク。体幹を鍛えるというと、そんな体幹を固めるトレーニングを思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、体幹を鍛えるときは固めるより動かすことを意識することが大切なのです。
固めるは体幹を鍛える最初の一歩
たしかに体幹が安定しないと、あらゆる動きは安定しません。歩いているときに体幹が前後左右にフラフラしていたら、長時間のウォーキングなどとてもできないでしょう。
しかし、固めるトレーニングはあくまで体幹を鍛える最初の一歩です。ふだんの生活では体幹は固まった状態ではありません。ましてやほとんどのスポーツでは、動きの中で力を発揮するものです。
もし固めるトレーニングで体幹を鍛えることで、亀のように体幹が固まってしまったことを想像してみてください。前足と後ろ足を体幹を使って連動させることができないでしょう。
体幹を鍛えるときは動かすを意識
一方でチーターは、体幹を伸展・屈曲させることでものすごいパワーを発揮します。後ろ足で地面を蹴るときには体幹が連動して伸展、蹴った足を前方に持っていくときには屈曲して次の伸展へのパワーを蓄えているのです。
これだけでも、体幹を鍛えるには固めるトレーニングばかりではダメなことがよくわかるはず。固めたあとは、パワーやスピードを上げるようなトレーニングを行うべきなのです。
すなわち、体幹を鍛えるときは固めるより動かすことを意識することが大切。手足の連動など、体幹を動かすトレーニングを意識して取り入れましょう。
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