体幹トレーニングの効果で生み出される4大機能
体幹トレーニングの効果によって生み出される機能は大きく4つあります。1つめは四肢のパワーの伝達、2つめは股関節と脊柱の可動、3つめはボディバランス、4つめは姿勢の維持です。体幹トレーニング効果で生み出される4大機能について、詳しく解説していきましょう。
体幹トレーニングの効果で重要な機能
1つめの四肢のパワーの伝達は、体幹トレーニングの効果としてもっとも重要な機能。運動の多くは四肢によって生み出されるものです。体幹で完結する動きというのはレアケースといえるでしょう。
四肢が動くとき、じつはそれに先行して体幹の筋肉が収縮することは研究によって明らかになっています。この体幹の効果によって、下肢で生み出された力を上肢に伝えられるようになるのです。
体幹が弱いと下肢のエネルギーが分散してしまい、うまく上肢に伝わりません。体幹トレーニングの効果によって、いまある四肢の能力を最大限、発揮できるようになるわけです。
体幹トレーニングの効果で姿勢を維持
2つめの股関節と脊柱の可動は、いわば筋肉本来の機能といえるでしょう。筋肉は収縮して人の関節を動かして動きを作っています。体幹も同様に筋肉が収縮することによって、股関節と脊柱が稼可動るわけです。
3つめのボディバランスは、パフォーマンスの向上に欠かせない機能といえるでしょう。体幹トレーニングの効果により、体勢が崩れそうなときに持ちこたえたり、不安定な状態でも体を安定させたりできるようになります。
4つめの姿勢の維持は、体幹の筋肉が適度に共収縮することによって実現するもの。立位や座位、歩行時の姿勢を適度に保つことができるのは体幹トレーニングの効果といえるでしょう。この働きが不全になると、背骨が曲がって猫背になったり、肩こりや腰痛などの不調が現れてきます。
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