下っ腹の筋トレには腸腰筋の強化が重要だった
女性に多いとされる下っ腹のぽっこり。これは胃が出ているのではない限り、おもに腹直筋下部の引き込みが弱いことに原因があります。そして、腹直筋下部の筋トレに重要な役目を果たすのが腸腰筋。腸腰筋による骨盤の傾斜のコントロールが下っ腹の筋トレには大切なのでした。

下っ腹の筋トレには腸腰筋が重要
下っ腹の筋トレには、骨盤と太ももをつなぐ腸腰筋の強化が重要になってきます。腸腰筋はさまざまな役割を果たす重要なインナーマッスルですが、骨盤の傾斜をコントロールするの腸腰筋の重要な役目です。
骨盤の角度を意識することで腹直筋下部を使いやすい角度にキープ。すると、下っ腹に効率よく刺激を与えることができるのです。
骨盤の角度を意識しながら下っ腹を筋トレするのがレッグスライド。かかとをスライドさせてお尻に引き寄せることで、持ち上がった太ももに引っ張られる形で骨盤が後ろに傾斜。自然と下っ腹に力が入って鍛えられるのです。
下っ腹の筋トレでNGな姿勢
下っ腹の筋トレのやり方は、仰向けになって足を腰幅に開いたらつま先を天井に向けます。両手は下っ腹に意識を持たせるために、へその下あたりに当ててください。
この体勢から両ひざを曲げながら、かかとをお尻に引き寄せるようにスライドするのです。膝の角度が90度になるまで引き寄せます。下っ腹が固くなっていることを感じたら、元の体勢に戻ってください。10回×3セットが目安です。
下っ腹の筋トレでは、足を引き寄せたときに床と腰の間にすき間があいてしまうのはNGな姿勢。背中が反って骨盤が前に傾いてしまって、下っ腹に力が入りにくくなるからです。
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