ドローイン効果をコントロールする足の上げ下げ
ドローインとは、腹横筋を緊張させてお腹を引き込んだ状態のこと。インナーマッスルトレーニングの基礎といえるでしょう。通常は、仰向けになって引力を利用してお腹をへこませます。そんなドローインの効果をコントロールするのが足の上げ下げなのでした。
ドローイン効果がワンランクアップ
仰向けになって行うドローインは、初心者がまず行うインナーマッスルトレーニング。ただし、慣れてくると1分以上お腹をへこませ続けることも苦でなくなってきます。
そんなときはドローイン効果をコントロールするために、足の上げ下げを組み込みましょう。足を動かすことで安定性が崩れて、ドローイン効果がワンランクアップします。
ポイントは、足の動作ではなく、ぐらつきそうになる体幹部をドローイン効果で安定させ続けること。ぐらつきそうになったら、足の動きを優先するのではなく、体幹部を安定させることを優先させます。
ドローイン効果をさらにアップさせる
さっそく、ドローイン効果をコントロールするやり方です。まず仰向けになって息を吸って、下腹部をいっぱいまでふくらませます。そして、ゆっくり息を吐き、吐き切ってさらにお腹をへこませるのです。
このドローインを維持して浅く呼吸を続けたまま、両ひざを90度に立てます。この体勢からドローインを保ちながら、右足のひざから下をまっすぐになるまで上げるのです。右足を10回繰り返したら、左足も同様に行います。
ドローイン効果をさらに上げるには、足を伸ばしたまま上下させるとよいでしょう。伸ばした足を左右に動かすことで、ドローイン効果をさらにアップさせることもできます。
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