有酸素運動は10円玉貯金で筋トレは高金利の財形
ダイエットにおける有酸素運動と筋トレを貯金にたとえるなら、有酸素運動は貯金箱に10円玉を地道に貯めていくようなもの。地道に継続し続ける必要があります。一方で筋トレはいわば高金利の財形のようなもの。筋トレをやらなかった日でも筋肉量がアップしたぶん効き続けるからです。
有酸素運動は10円玉を地道に貯める
ダイエットにおける有酸素運動は、やった分だけ脂肪を燃焼させるものです。貯金にたとえるなら、貯金箱に10円玉を地道に貯めていくようなもの。10円玉を入れなければ貯金が増えないように、有酸素運動をしなければダイエット効果はほとんどゼロです。
しかも、すでに貯金箱に入っているお金に利子がつくわけではありません。少しずつでも10円玉を入れていって、その分だけが積み重なって、いつかはまとまったお金になるというわけです。有酸素運動は地道に継続してはじめて、ダイエット効果が現れます。
一方、筋トレは銀行に預ける高金利の財形のようなもの。毎日でなくとも定期的に筋トレをすればそれが蓄積となり、その蓄積が日々のダイエットに貢献してくれます。いわば利子が毎日少しずつ付くようなものでしょう。
筋トレは高金利で残高がアップする
実際、筋トレで大量の脂肪が燃えるわけではありません。しかし、定期的に筋トレすることで、有酸素運動と違ってやらない日でも基礎代謝として脂肪を燃焼させてくれます。
筋トレの利子ともいうべき効果は2つ。1つは筋肉が増えることで基礎代謝が上がってエネルギー消費量が増えること、もう1つは筋肉が増えることで活動代謝も上がってエネルギーが多く消費されることです。
筋トレを定期的に行えば、このダブル効果で体についた脂肪がだんだんと落ちてきます。それは財形で定期的にお金を預けると、利子が利子を呼んで放っておいても残高が増えていくようなもの。ダイエットには有酸素運動よりも筋トレのほうが効果的なのです。
■「有酸素運動」おすすめ記事
筋トレと有酸素運動で鍛える筋肉の種類が違う
筋トレあとの有酸素運動は直後と2時間後が効く
筋トレ後の有酸素運動は筋肥大を妨げてしまう
無酸素運動と有酸素運動の違いはエネルギー源
腹筋を割るには筋トレが先?有酸素運動が先?
体脂肪を減らす「筋トレあとの有酸素運動」
■「筋トレ」おすすめ記事
ぽっこりお腹の原因「内臓下垂」を解消する筋トレ
細マッチョになる筋トレがインナーマッスル腹筋!
自宅の風呂で筋トレ!たった1分半の腹筋メニュー
下腹部の筋トレは行列に並びながらでもできる!?