体幹トレーニングの効果で姿勢がよくなる理由
体幹トレーニングは本格的にスポーツをやっている人向けと思っている人も多いでしょう。しかし、体幹トレーニングは一般の人も取り入れるべきもの。とくに猫背などの悪い姿勢の改善に欠かせません。体幹トレーニングの効果で姿勢がよくなる理由を見ていきましょう。
体幹トレーニングをしないと猫背に
体幹をトレーニングしないでいると、やがて背中の筋肉が伸びてお腹まわりの筋肉が緩んできます。高齢者が背中を丸めて両手を後ろに組んで歩く姿を、見かけることは多いはずです。
加齢による体幹の筋肉の衰えによって、人間の姿勢は自然とそうなるもの。体幹トレーニングをせずにいると、悪い姿勢の見本ともいえる猫背になってしまうのです。
背骨は本来、反るべきところで反って、曲がるべきところで曲がるS字カーブを描いています。ところが、体幹の筋肉が衰えてくると、このS字カーブがどんどん歪んでしまうのです。
体幹トレーニングの効果でよい姿勢
腹部というのは、いわば大きな風船のようなもの。風船がしぼんだ状態だと、背骨はその形に合わせて前に倒れてしまいます。実際、人間の骨格を横から見たとき、腹部を支えるのは背骨だけです。
ここで頼りない風船に圧をかけてパンパンにできれば、背骨は押し戻されて本来のS字カーブを描くようになります。姿勢は改善されて、どっしりとした体幹のでき上がりというわけです。
そして、頼りない風船に圧をかけてパンパンにするのが体幹トレーニング。その効果でよい姿勢になるのは明白でしょう。これこそが体幹トレーニングの効果で姿勢がよくなる理由です。
■「体幹トレーニング効果」おすすめ記事
体幹トレーニング効果で得られる5つのメリット
体幹トレーニングに効果的な2つの日常動作とは
体幹トレーニング効果を高める基本メソッド3つ
■「体幹トレーニング」おすすめ記事
体幹トレーニング方法は筋肉のバランスに注意
木場克己のKOBA式体幹トレーニングの方法
体幹トレーニングはウォーキングと組み合わせる
■「体幹」おすすめ記事
「体幹」と「インナーマッスル」の鍛え方の違い
体幹を鍛えるピラティスでインナーマッスルを強化
体幹を鍛える入江陵介おすすめのトレーニング