インナーマッスルの鍛え方は軽い負荷の繰り返し
人間の体は骨の上に、筋肉が何層にも重なって付いている構造。このため、体の表面にあって外から触れたり、活動していることを感じたりできる筋肉をアウターマッスル、より深部にあって外から触れられなったり、活動を意識しにくい筋肉をインナーマッスルと区別します。
インナーマッスルの重要な役割
アウターマッスルは見た目に大きく影響する筋肉です。マッチョで筋骨隆々な男性は、間違いなくアウターマッスルが鍛えられています。
厚い胸板を作る大胸筋や力こぶを作る上腕二頭筋、子持ちシシャモのようなふくらはぎの腓腹筋などがその代表例。おもに間接をダイナミックに動かす役割を担っています。
一方のインナーマッスルは、体の奥のほうにあって骨と骨を局所的につないだり、関節を安定させたりすることで、アウターマッスルの働きを内側から支える働きをしています。さらに、骨格を正しいポジションで維持したり、姿勢を矯正したりするのも、インナーマッスルの重要な役割です。
インナーマッスルの鍛え方の基本
インナーマッスルは関節に近い場所に付いているので、比較的短い筋肉である場合がほとんど。それ自体で大きくダイナミックな関節運動の原動力を生み出すわけではありません。
とくに、内臓を囲むように存在する体幹のインナーマッスルは、健康にも影響を及ぼす重要な筋肉群。一般の人たちの間でも、体幹のインナーマッスルを鍛える重要性が認識されるようになってきました。
ただし、アウターマッスルと違って外から見えないため、鍛えていることを実感しにくいのがインナーマッスル。アウターマッスルを鍛えるように大きな負荷をかけるのではなく、軽い負荷の運動を繰り返したり、不安定な姿勢を維持したりするのが、インナーマッスルの鍛え方の基本です。
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