インナーマッスルは運動でも重要な役目を果たす
筋肉は、その存在が外側から見えるかどうかで2種類に分けられます。皮膚の直下にあってその輪郭が外側からでもわかるアウターマッスルと、体内の深部にあって関節付近に付着しているインナーマッスルです。そして、インナーマッスルは運動でも重要な役目を果たしています。
インナーマッスルの存在に気づかない
インナーマッスルは関節付近に付着している、比較的小さな筋肉群。インナーマッスルは運動する再に重要な働きをしていますが、意外に見逃されやすい傾向にあります。
というのも、アウターマッスルは目に見えるため、硬さや太さについて注意を払うことが多いもの。しかし、深部にあるインナーマッスルについては、その存在すら気づかないことのほうが多いのです。
筋肉の働きについても同様。目に付く筋肉であるアウターマッスルが働くことはみためにもわかります。しかし、目に見えないインナーマッスルが働いていることは知らないことが多いのでした。
インナーマッスルが主導筋の働き
しかし、下肢の伸展やひねるといった股関節が関係する運動では、大腿四頭筋や大殿筋といた大きなアウターマッスルが活躍するだけではありません。と湯用筋というインナーマッスルが主導筋の働きをするのです。
上肢の肩関節の運動では、上腕二頭筋や三角筋、僧帽筋などのアウターマッスルが主役になります。一方で、投球フォームやテニスの複雑なラケット操作には、棘上筋や棘下筋、肩甲下筋などのインナーマッスルにも大きな負担がかかるのです。
このため、運動能力の向上のためや筋力をつけるためのトレーニングには、インナーマッスルの強化も見逃せません。また、トレーニングによるインナーマッスルの損傷にも十分に注意を払う必要があります。
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