ドローインの状態をアスリートは常に意識すべし
ドローインは「腹横筋の最大収縮時」と表現することができます。すなわち、腹横筋をもっとも収縮させるためのメソッドがドローインということです。このドローインはアスリートにとってはとても重要。アスリートは常にドローインの状態を意識して運動することが求められます。
ドローインはさらに1段引き込む
具体的なドローインの方法としては、仰向けに寝た状態でお腹に手を当てて、床に向かっておへそを引き込んでいきます。ただし、ちょっと腹筋が固くなるレベルでは、腹横筋にはまだ効いていません。
そこからさらに引き込むことで初めて、腹横筋が働き始めます。ドローインの感覚としては、お腹を限界まで引っ込めたあとに、さらにもう1段、引き込むイメージです。
ドローインは、アスリートにとってはとても重要な状態。実際、水中で蹴伸びをしたときによい姿勢が取れている人は、腹横筋の活動がしっかりおきていることがわかっています。
ドローインの状態を意識して運動
走る際にも体幹の安定性は重要です。アスリートは常にドローインの状態を意識して運動することが求められます。運動時にニュートラルゾーンをキープするためには、ドローインの状態が重要なのです。
もちろん、運動と同時にドローインを行うのは簡単ではありません。運動中はドローインの状態を保ちつつ、普通に呼吸もして、話せなければならないからです。
そこまでになるには、相当なトレーニングが必要。とはいえ、意識して行っていれば、だんだんできるようになります。このため、アスリートは常にドローインの状態を意識して運動することが求められるのです。
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