豆乳の種類でダイエットの効果はどれだけ違う?
畑のお肉とも呼ばれる大豆は、ローカロリーながら栄養をバランスよく含んでいる健康食品。なかでも「豆乳」は液体なので、固形の豆腐に比べても成分の吸収率が高いが魅力です。その豆乳の特性を活かしたダイエットが豆乳ダイエット。豆乳の種類でダイエットの効果はどれだけ違うのでしょうか。
調整・無調整・豆乳飲料の3種類
豆乳ダイエットの基本は、ご飯の量を減らしてそのぶん毎日1杯豆乳を飲むというもの。もっともベーシックな方法は、朝食と昼食はいつもどおりに食べて、夕食のみを豆乳中心に変える方法です。豆乳とバナナをミキサーで混ぜたものコップ1杯とゆで卵だけ食べるような夕食を続けていきます。
このほか、食事の30分ほど前に豆乳を摂取するのが「食前豆乳ダイエット」。豆乳に含まれる大豆サポニンが満腹中枢を刺激することから、食前に豆乳を飲むことで食事量が自然にセーブできるのです。また、脂肪・糖質の吸収を遅らせてくれる効果も期待できます。
そんな豆乳は「無調整・調整・豆乳飲料」の3種類があります。それぞれどのような違いがあるのでしょうか。
豆乳の種類にはこだわらずに試す
無調整豆乳は、大豆を絞ったままの濃度の高い豆乳のことをいいます。2つめの調整豆乳は、糖類などを加えて飲みやすくしてあるもの。濃度は無調整より少し低めとなっています。そして3つめの豆乳飲料は、果汁などが加えられたもの。濃度は無調整の半分程度です。
何も手を加えられていない無調整豆乳がもっともダイエット効果が高いのは確か。とはいえ、飲みにくいものを無理しても続かないので、豆乳の種類にこだわらずに自分がおいしいと思えるものから試していくとよいでしょう。
しかも、豆乳は良質なたんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルを含んだすぐれた食材。ダイエット以外にもさまざまなメリットがあります。豆乳の種類を把握したうえで、自分に合ったものを生活に取り入れようにしましょう。