野菜ダイエットは筋肉量が減って太りやすくなる
食事をサラダだけにするなど「野菜ダイエット」で痩せようという人は多いもの。しかし、食事を野菜だけにするという方法で健康的なダイエットに成功することはありません。逆に、野菜ダイエットは筋育量が減ってしまって、逆に太りやすい体質になってしまうのです。そのメカニズムを紹介します。
野菜ダイエットはタンパク質が問題
食事の三大栄養素は「タンパク質・脂質・糖質」。三大栄養素をバランスよく摂取することが、健康を維持する大前提です。その意味で野菜ダイエットでは、栄養を十分に摂ることができません。
三大栄養素のなかでもとくに注意しなければならないのがタンパク質。筋肉をから髪の毛や爪、内臓まで体のほとんどを作っている原料になります。健康な体を作るためには、タンパク質をしっかり摂ることがとくに大切です。
そして、タンパク質が摂れる食べ物といえば肉や魚、乳製品など。野菜にはタンパク質がほとんど含まれていません。ダイエットで野菜だけ食べるのは、ここに問題点があります。
野菜ダイエットは健康的に痩せない
このように、タンパク質は人間の体に欠かせない栄養素です。成長期や筋トレしている人だけに必要なわけではありません。じつは、痩せたい人にも必須の栄養素といえるのです。
というのも、タンパク質が不足してしまうと筋肉量が減少してしまいます。筋肉量が減るということは、基礎代謝が落ちてしまうということ。消費カロリーが減ってしまいます。つまり、太りやすい体質になってしまうのです。
これが野菜ダイエットでは健康的に痩せられないメカニズム。肉は体に悪くて野菜はよい…という安易なイメージは大間違いなのでした。逆に、野菜ダイエットは太りやすい体質を作ってしまうのです。