朝ごはんは食べないか食べるかにするのが正解
朝ごはんを食べない人には気になる調査結果が発表されました。朝ごはんを食べたり食べなかったりする人は、毎日食べる人より内臓脂肪症候群になるリスクが女性で4倍以上、男性では2倍近く高くなるのです。朝ごはんは食べないか食べるか、どちらかにするのが正解なのでした。
朝ごはんを食べない人のメタボリスク
この調査はメタボの基準を女性が腹囲80cm、男性が85cmとして調べたもの。初回は基準を超えていなかった30~59歳の男女6千人について、その後メタボになったかどうかを1週間のうちに朝ごはんを食べる回数で分析しました。
その結果、男女とも朝ごはんを「週2日」食べる人が、もっともメタボになるリスクが高かったのです。ほぼ毎日食べる人と比べてみると、女性では4.5倍、男性では1.9倍もリスクが高くなります。
一方で、ほとんど朝ごはんを食べない人がメタボになるリスクは、男女とも毎日食べる人とほとんど変わりませんでした。すなわち、朝ごはんは食べないか食べるか、どちらかにすると、メタボのリスクが低くなるのです。
朝ごはんを食べない人と毎日食べる人
これは不規則に朝食をとると空腹時間の長さが乱れるため、体が内臓脂肪を溜め込んでエネルギー量を調整することが原因と考えられます。空腹時間の乱れがなければ、メタボ発症に影響を及ぼさないというわけです。
要は、朝ごはんを食べないか食べるかのどちらかにして、空腹時間の乱れをなくすことが肝心。朝ごはんを食べない人と毎日食べる人とのあいだに、メタボになるリスクの差はないのです。
そして、何よりも危険なのは、朝ごはんを食べたり食べなかったりする状況。中途半端な朝ごはんを食べないダイエットが、メタボのリスクをもとも高めることになるのです。
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