寝ながらダイエットできる理由は成長ホルモン
成長ホルモンと聞くと「大きくなる」というイメージがありますが、ダイエット効果もあることはあまり知られていません。じつは成長ホルモンには強力な脂肪分解力があるのです。そして、成長ホルモンと深い関係にあるのが睡眠。寝ながらダイエットできる理由は成長ホルモンにあります。
寝ながらダイエットは就寝時間に注意
成長ホルモンの役割は骨や筋肉の成長を促すだけではありません。体脂肪を分解しながら成長を促しているのです。そして、成長ホルモンは睡眠中、体内の脳下垂体という器官から分泌されます。
成長ホルモンは午後10時～午前4時の間に多く分泌され、夜中の2時が分泌量のピークです。この時間帯にしっかり睡眠をとっていれば、寝ながらダイエットするのも夢ではありません。
成長ホルモンが多く分泌されるのはノンレム睡眠と呼ばれるタイミング。ノンレム睡眠は、眠りに落ちてから3時間後に集中的に発生します。このため、寝ながらダイエットは就寝時間に注意しなければなりません。
寝ながらダイエットは夜更かしナシ
子どもに夜更かしをさせないのは、成長ホルモンが分泌される時間帯に眠りについていないと成長の妨げることになるため。このため、寝ながらダイエットするなら夜更かし厳禁です。
寝ながらダイエットのカギとなる成長ホルモンの脂肪分解力は、ひと晩に分泌されるホルモン量で300kcalの脂肪を燃焼させます。これは、ご飯にすると1.5杯分ということ。体重に換算すると40g強ほどです。
単純に計算すれば1か月で1.25kg、1年で15kgのダイエット効果に相当します。これこそが寝ながらダイエットできる理由です。このため、寝ながらダイエットは夜更かしナシの睡眠とは切っても切れない関係なのでした。
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