糖質とは砂糖だけじゃなく「米・パン・麺類」
一般的にもだいぶ知られるようになってきた糖質制限ダイエットですが、そもそも糖質とは何なのでしょう? そして、糖質制限とは体にどんな作用を及ぼすのでしょうか? 糖質制限ダイエットで痩せるメカニズムについて詳しく見ていきましょう。
糖質とは米・パン・麺類といった主食
「糖質とは」と聞かれて真っ先に思い浮かぶのが砂糖です。砂糖をふんだんに使用したチョコレートやケーキなどのお菓子類には、糖質がたっぷり入っています。しかし、糖質とはそれだけではありません。
じつは、私たちが日々口にする「米・パン・麺類」といった主食、そのおもな栄養素はほとんどが糖質なのです。さらに、かぼちゃやじゃがいもといった根菜類、ビールや日本酒などの醸造酒にも糖質はたくさん含まれています。
それでは、糖質制限とはどんな作用があるのでしょうか? 糖質を制限すると血糖値がほとんど上がりません。このためインスリンの分泌が極めて少なくて済みます。そして、このインスリンが肥満ホルモンであることが明らかになってきているのです。
糖質制限とはインスリン分泌を抑える
体内に吸収された糖質は血糖となり、インスリンによって全身の筋肉や脂肪細胞などに運ばれます。このインスリンは、糖質を摂れば摂るほど大量に分泌されます。しかし、インスリンは血糖を細胞に届けるだけでなく、脂肪として体に蓄える働きもしてしまうのです。
これが、インスリンが肥満ホルモンと呼ばれる理由。つまり糖質制限とは、糖質を制限することでインスリンの分泌を抑え、脂肪を溜めないようにする食事法なのです。
それでは、糖質制限ダイエットとは具体的にどのような食事法なのでしょう? 糖質制限食には3つあります。「スーパー/スタンダード/プチ」の3種類です。スーパー糖質制限食は1日3食すべて糖質を抜きます。スタンダードは1日2食、朝と夜は糖質を抜くもの。プチ糖質制限食は1日1食、夜だけ糖質を抜くのです。
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