スピード違反取り締まり場所公開はスマホで見られる
スピード違反のほとんどは、警察官が現場で直接取り締まりを行う有人式と呼ばれるものです。そのうち半分がネズミ捕りと呼ばれる「定置式」、もう半分がパトカーや白バイによる「追尾式」という構成。どちらも神出鬼没です。そこで、スマホで見られるスピード違反の公開取り締まり情報の確認方法を紹介しましょう。
スピード違反取り締まり場所一覧
無人式のオービスであれば、スピード違反取り締まり場所をカーナビやオービスアプリが知らせてくれるため、ある程度、注意できるもの。しかし、有人式のスピード違反取り締まり場所はわかりません。
そこで参考になるのが、各都道府県警のホームページに掲載されているスピード違反の取り締まり場所情報です。いわゆる公開取り締まり情報になりますが、実際に見てみるとかなり詳細なスピード違反取り締まり場所が掲載されています。
例えば警視庁のホームページであれば「交通安全」コーナーにある「交通指導取締り」の「公開交通取締り」ページに「速度違反取締実施場所一覧」がPDFファイルで掲載。スピード違反取り締まり場所の公開情報はスマホからも確認できます。
スピード違反取り締まり場所一覧は、行政区と実施路線名、実施場所、所属警察署が記載。例えば、港区の海岸通りであれば、海岸3丁目付近で三田警察署、江南4丁目付近で高輪署が実施することがわかります。同じページには「重点取締場所」も掲載。スピード違反取り締まり場所は理由とともに、具体的な交差点名が公開されているのです。
スピード違反取り締まり場所を公開
ほかの警察本部ホームページでもスピード違反や交通違反の取り締まり場所は掲載されています。神奈川県警のホームページでは、警視庁のように取締場所を詳細に掲載。千葉県警や埼玉県警のホームページでは、日付ごとにどこで何の取り締まりが行われるかが詳しく記載されています。もちろん取り締まり場所はスマホでも確認可能です。
このほか、大阪府警のホームページではメニューの「交通情報」の「交通安全情報」を開いた「各警察署等の速度取締指針一覧」から、各警察署の重点路線と重点時間帯を確認可能。信号無視や歩行者妨害の取り締まり場所や時間帯も掲載されています。
福岡県警のホームページもメニューの「交通安全」の「交通取締に関すること」を開いた「福岡県警察交通指導取締り指針」で、各警察署のスピード違反の重点取り締まり地点と時間帯を確認可能。愛知県警のホームページでも「交通安全」の「交通取締り」に「速度等取締指針」が掲載されていて、スピード違反の取り締まり場所と地域、規制速度、重点取締時間帯を公開。スマホでもスピード違反取り締まり場所が詳しくわかります。