背中のこりが解消する簡単「腕ブラ体操」とは?
背中のこりは自分でマッサージできないため、治りが悪いのが一般的。じつは背中のこりの原因は、背骨から肩甲骨に向かって付いている菱形筋の緊張にあります。菱形筋が緊張すると肩甲骨の動きが鈍って背中のこりを発症するのです。そんな背中のこりに効果的な「腕ブラ体操」を紹介しましょう。
背中のこりの原因は菱形筋の緊張
背中のこりを解消してくれる腕ブラ体操は、肩甲骨周辺の筋肉をゆるめるのに適したエクササイズです。とくに、背中のこりの原因となっている菱形筋の緊張をゆるめるのに適しています。
腕ブラ体操は、長時間のデスクワークや車の運転をしたあとに実践すると効果的。やってみるとわかりますが、肩甲骨まわりの筋肉がリラックスします。1日1回やっていれば、背中のこりがいつの間にか解消しているはずです。
さっそく腕ブラ体操のやり方を紹介しましょう。まずは手が床につかない程度に、軽く前屈の姿勢になります。前屈といっても、立位体前屈のような苦しさを感じるほど曲げる必要はありません。腕を前にだらりと垂らすイメージです。
背中のこりを解消する腕ブラ体操
背中のこりをとる腕ブラ体操は、この姿勢から片方の腕をゆっくりとブラブラ回します。小さな円を右腕なら時計回り、左腕なら反時計回りに回すのです。一生懸命振るのではなく、脱力して適当に振るようにします。
このとき、菱形筋がどんどんゆるんで長くなっていることをイメージすると効果的です。鏡などで確認してみると、振っているほうの腕だけが伸びているはず。腕自身の重さで伸びていくイメージです。
腕ブラ体操は目安として片腕を30秒から1分ほど。反対側の腕も同じようにブラブラと回してください。菱形筋を中心に肩甲骨まわりをゆるめることができます。これで背中のこりが解消できるのです。
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