食べ過ぎのリセットは3日以内の調整で間に合う
食べ放題のビュッフェなどに行くと、ついつい食べ過ぎてしまうのが人間の心理。そんな食べ過ぎをリセットする方法があるのです。というのも、食べたものが体脂肪に変わるまでには1日以上かかるといわれています。そこで、その後の2日以内に調整することで食べ過ぎリセットができるのです。
食べ過ぎリセットは3日以内に調整
食べ過ぎてオーバーしたカロリーは、その後の2日間の食事で清算できます。食べ過ぎたカロリーは、およそ2日後に脂肪となって蓄積されるもの。ならば蓄積される前の3日以内に調整してリセットすればよいわけです。
成人男性の1日に必要なカロリーをファミレスのメニューで確認してみましょう。朝食は鮭の切り身と目玉焼き、あとはご飯とみそ汁、海苔、漬け物など。これで600kcalとなっています。
昼食はチキンやエビなどが入ったドリア。およそ800kcalです。夕食はガツンととんかつやエビフライなどでおよそ1,000kcal。男性は1日2,400kcalほどのエネルギーを必要とします。
食べ過ぎリセットを2日間続ける
しかし、夕食をビュッフェなどで好きなだけ食べてしまうと、摂取エネルギー量はおよそ2,400kcalにもおよびます。朝食で600kcal、昼食で800kcal、夕食で2,400kcalだと、1日のトータルは3,800kcalとなってしまうのです。
すなわち、食べ過ぎたのは1,400kcal。これを2日間でそれぞれ700kcalずつ調整すればよいということです。これで食べ過ぎをリセットできます。
朝食はご飯を1/3残して100kcal、ドリアは1/4残して200kcal、そして夕食は揚げ物とご飯を半分にして250kcalと150kcalです。これで1日700kcalのマイナスとなります。この食事を2日間続ければ、リセットしたことになるわけです。
また、量だけでなく栄養のバランスにも気を配りたいところ。肉を食べすぎたと思ったら2日間は肉を控えたり、甘いものを食べ過ぎたなら甘いものを控えたりといった具合です。
■「食べ過ぎ」おすすめ記事
体が固いのは「食べ過ぎ」が原因かもしれない
朝ごはんを食べないと逆に食べ過ぎることが判明