筋トレ後の食事に植物タンパク質は向いていない
筋肉細胞は常に、古い細胞と新しい細胞が入れ替わる新陳代謝が行われています。そして、筋トレ後は筋肉細胞の新陳代謝が活性化するタイミング。筋トレ後の食事にはタンパク質が欠かせません。ただし、植物タンパク質は筋トレ後の食事に向いていないことは覚えておきましょう。
筋トレの食事と関係なく大豆製品
筋肉細胞の材料となるのはタンパク質。健康な筋肉を作るにはタンパク質の補給が欠かせません。とくに、筋トレ後の食事には、筋肉の材料となるタンパク質を補給するのが鉄則です。
ただし、筋トレ後の食事には豆腐や納豆などの大豆製品あまり向いていません。の植物タンパク質は消化吸収に時間がかかってしまうからです。大豆製品は筋トレとは関係なく、ふだんの食事で欠かさずこまめにとるようにします。
そんな筋トレ後の食事のタンパク質は、BCAAを摂ることが効率的。BCAAは肝臓で分解しなくてもよいので、そのままの状態で使われます。このため、体内でタンパク質を合成するスピードが速いのです。
筋トレ後の食事に肉や魚を食べる
BCAAは「Branched Chain Amino Acids」の略で「分岐鎖(ぶんきさ)アミノ酸」と呼ばれるもの。具体的には、必須アミノ酸であるバリン、ロイシン、イソロイシンのことです。
BCAAはスポーツドリンクやサプリメントでよく見られますが、そもそもタンパク質の構成成分であるアミノ酸。筋トレ後の食事に肉や魚を食べることで補給することが可能です。サプリメントに頼る必要はありません。
なお、BCAA取に関しては、筋トレ前や筋トレ中に摂取することが好ましいという研究データもあります。さすがに筋トレ前に肉や魚の食事を摂るわけにはいきませんから、この場合はサプリメントが適しているでしょう。
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