筋トレの食事の豆腐は絹ごしと木綿で栄養が違う
筋トレの食事としてよく利用される食材が豆腐。植物性タンパク質が摂れる大豆製品です。タンパク質は筋肉の材料となるもの。このため、豆腐が筋トレの食事の食材としてよく使われるというわけです。ただし、筋トレの食事で食べる豆腐は、絹ごしと木綿で栄養が違っていることに注意しなければなりません。
筋トレの食事には豆腐はよく登場
筋トレの食事では5大タンパク源をバランスよく食べることが大切です。5大タンパク源とは、肉類、魚介類、大豆・大豆製品、卵、牛乳・乳製品。このため、豆腐は筋トレの食事の食材としてよく登場しています。
加えて、豆腐はダイエットにも効果的な食材。大豆レシチンにはコレステロールや中性脂肪を減らしながら、ムダな体脂肪を落とす効果があります。また、大豆サポニンはコレステロールの吸収を抑えて分解するのでダイエットに効果的です。
このほか、豆腐に含まれるビタミンB群は脂質やタンパク質、炭水化物の代謝に欠かせない栄養。逆にビタミンB群が不足すると、食べ物としてとり込んだ脂肪をため込みやすくなってしまうのです。
絹ごし豆腐と木綿豆腐の栄養の違い
ただし、豆腐には絹ごしと木綿の2種類があります。そして、筋トレの食事として食べる豆腐は、絹ごしと木綿で栄養が違っているのです。豆腐の種類による栄養の違いは、製造過程をみるとわかりやすいでしょう。
絹ごし豆腐は、豆乳に凝固剤を加えてそのまま固めたもの。一方、木綿豆腐は豆乳に凝固剤を加えて一度固めたものを崩して、木綿の布で水分をしぼって再び固めたもの。木綿豆腐のほうが凝縮されるため、絹ごし豆腐よりタンパク質やカルシウムなどの栄養も3割ほど多く含まれています。
ただし、水分を絞るときにビタミンBやカリウムが流出するため、絹ごし豆腐は木綿豆腐よりビタミンBやカリウムなどの栄養が多く含まれているのです。
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