2分ちょいで実践する6つの動きの背中ストレッチ
オフィスに座りっぱなしのとき、背中の筋肉はほとんど動いていません。首から背中にかけてのさまざまな筋肉を凝り固まると、肩こりや眼精疲労につながります。そんなときは背中ストレッチが効果的。首から背中にかけての大きな筋肉を動かすことで、肩こりの改善に効果があるのです。
背中ストレッチの動きは全部で6つ
背中ストレッチの動きは全部で6つ。1つめは肩ほぐしです。肩を上にすぼめて、下にストンと落とします。なかには肩がゴリッという人もいるはず。それは肩があまり動かせていない証拠です。
2つめの背中ストレッチは、固まった肩まわりの筋肉を柔らかくするためのストレッチです。イスに座って背すじを伸ばしたら、手を腰に当てたままひじを前後に動かすことで僧帽筋がストレッチされます。
3つめの背中ストレッチは腕を顔の横に上げたら、そのまま万歳をする肩甲骨ほぐしです。ひじが体の前に出ないように注意してください。肩甲骨を寄せるイメージで行うと効果的です。
背中ストレッチはぜんぶで2分半
4つめの背中ストレッチは、正面に両腕をまっすぐ伸ばしたら、水平にひじを引く動きです。手の平は下に向けたままにして行います。船を漕ぐイメージで両ひじを引いてください。
5つめの背中ストレッチは首伸ばし。顔は真正面に向いたまま、頭だけを前にスライドさせるように首を伸ばします。ふだんは絶対にしない動きです。
6つめの背中ストレッチは、メジャーリーガーの前田健太選手が行っているマエケン体操。上体をやや伏せて手の力を抜いたら、ひじでクロースするイメージで両腕を回してください。最後にもう一度、肩ほぐしで終了。6つの動きをぜんぶやっても2分半ほどになります。
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