足首ストレッチは指の付け根をしっかり付ける
足首が硬くなると、関節の痛みが出たり疲れやすかったり、体全体が硬くなったりするもの。そのためにも、ふだんからの足首ストレッチが大切です。足首ストレッチをすると足全体を柔らかくすることが可能。憧れの立位体前屈での指ピタも夢ではありません。足首ストレッチのやり方を見ていきましょう。
足首ストレッチはかかと大回しから
足首ストレッチはまず、かかと大回しから。足首を回すというと、床につま先立ちにして回すという人も多いでしょう。しかし、これはNG。正しくは指の付け根を広く床につけるようにすることが大切なのです。
この状態から、かかとを大きくゆっくりと回すのです。指の付け根がなるべく床から離れないように意識することがポイントになります。右へ10回大きくゆっくり回したら、今度は逆回転で10回。これを両足ともおこないます。
こうして指の付け根を床につけて足首を大きく回すことで、その上にあるすねやふくらはぎ、股関節までもストレッチ。足全体を柔らかくすることができます。実際にやってみると、足首が大きく動くとともに、股関節も稼働。股関節のストレッチになっていることが実感できるでしょう。
足首ストレッチはてこの要領で行う
続いての足首ストレッチは、足首てこ回しです。まずイスに座ったら、左ひざの上に右足をのせます。そして、右手で足の指の付け根あたりを掴み、左手でかかとをつかむのです。
この体勢から右手で押しの指先を大きく回しながら、同時に左手でかかとを回すようにします。このとき、右手と左手で反対の動きを加えるてこの要領で回すことによって、足首を非常に大きく回転できるのです。足首てこ回しは右回しを10回、左回しを10回。反対側の足も同様に行います。
実際に足首をてこ回ししてみると、ひざの下あたりのすねにツッパリ感を感じるはず。足首を大きくしっかり回すことによって、ひざの関節までストレッチできることを示しています。足首ストレッチは足全体の柔軟性に効果があるというわけです。
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