細マッチョの体脂肪率は15%以下を目指すべし
細マッチョとは細身で筋肉質な体形のこと。とはいえ、遺伝によって個人ごとに安定する体形は異なるもの。人それぞれに細マッチョの形があるといえます。唯一、細マッチョの基準となるのは体脂肪率。細マッチョの体脂肪率は15%以下を目指さなければなりません。
細マッチョの体脂肪率は15%以下
細マッチョとは余分な脂肪がついておらず、全身の筋肉の形がうっすらと浮かび上がっている体形です。具体的な体脂肪率では15%以下、すなわち10%台を目指します。
とはいえ、細マッチョは単に皮下脂肪が付いて太くなった体をサイズダウンするだけではありません。ダイエットをして単純に体脂肪率だけを減らせばよいというわけではないのです。
細マッチョのラインを作るには単に体脂肪率を減らすだけでなく、筋肉をつけていく必要があります。細マッチョにはボディメイクが必要なのです。
細マッチョは体脂肪率を下げるのが近道
とくに、多くの男性は年を重ねるごとに運動する機会が減っていきます。当然、使われない筋肉は眠りについて小さくなって、基礎代謝も減少。余ったエネルギーが皮膚の下に蓄えられて全体的に締まりのない体形になります。
この状態から脱却しボディメイクして細マッチョになるには、筋肉をつけて脂肪を減らすしかありません。肩から胸、背中の筋肉を大きくして、お腹まわりにつけてしまった脂肪を減らし、引き締まって細すぎない下半身を作り上げていけば、幅の狭い逆三角形の細マッチョの完成です。
それを実現するただ1つの方法が筋トレ。そして、筋トレに加えて脂肪を燃焼させて有酸素運動を加えるのが、体脂肪率を15%以下に下げる細マッチョの近道といえるでしょう。
細マッチョは体脂肪率10%以下が理想
一般的には、体脂肪率は12~13%が理想といわれています。しかし、女性のように脂肪を蓄える必要のない男性が、細マッチョとなるべく目指すべき体脂肪率は「10%以下」が正しいでしょう。
体脂肪率がひとケタ台になると、全身にクッキリと筋肉の隆起が現れてきます。シックスパックといわれる割れた腹筋は細マッチョには欠かせないアイテム。体脂肪率が10%を切ると余分な脂肪がないため、腹筋が割れて見えるはずです。
そもそも男性の理想ともいえるシックスパックは、筋トレによる筋肥大よりも体脂肪率が大きく影響するもの。というのも、割れた腹筋を形作る腹直筋という筋肉はともと割れているからです。
細マッチョな体脂肪率には早食いNG
細マッチョな体脂肪率を目指すなら食べ方にも工夫が必要です。これまで、食べるスピードが体脂肪率にどう影響するかは明らかにされていませんでした。そしてこのたび、早食いが細マッチョな体脂肪率を妨げる可能性が示唆されたのです。
じつは食べることはエネルギーを摂取することであると同時に、エネルギーを消費する行為でもあります。食事をして摂取した食物の消化や吸収などに消費されるエネルギーは「DIT」と呼ばれるもの。日本語で「食事誘発性熱産生」です。
そして、早食い時のDITはゆっくり食べる時の数値に比べて明らかに低い数値。よく噛んでゆっくり食べると胃や長の血流量は増えましたが、早食いではそれが見られませんでした。つまり、細マッチョな体脂肪率を目指すなら早食いはNG。エネルギー消費量が減ってしまうために、体脂肪率が上がってしまうからです。
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