中年太りの原因はインナーマッスルで引き締める
加齢とともにお腹がたるむ現象が中年太り。この中年太りの原因はインナーマッスルのゆるみにあります。そもそも内臓は外側に出ようとする力が働くもの。それを骨格の代わり押さえているのがインナーマッスルです。そこがゆるめば、中年太りになってしまうのは当然なのでした。

中年太りの原因はインナーマッスル
そもそも胃や腸などの内臓は、内圧という圧力を持っているもの。放っておけば外側に出ようとする力があります。それを下面の骨盤と後面の背骨、上面の肋骨、そして前面の腹筋が四方から押さえているのです。
ここで四方のうち、前面は筋肉しかありません。そこで、お腹を内側に引っ込める働きをするのが腹横筋などのインナーマッスルなのです。
加齢によりインナーマッスルの機能が低下すると、内臓を内側に引き込む力がダウン。お腹は内臓の内圧に負けて、どんどん前にせり出してしまいます。これこそが中年太りの原因です。
中年太りだけでなく女性にもおすすめ
腹直筋など見ための印象を決める筋肉は、インナーマッスルがベースとなってその上についているもの。インナーマッスルが弱いまま腹直筋を筋トレしても、姿勢が安定せずうまく鍛えられないでしょう。
それより何より、内圧でせり出した内臓の上に筋肉をのせるだけですから、ウエストが細くはなりません。中年太りを解消するのに腹筋運動をしても、一向に成果が出ないのはこのためです。
中年太りの原因はインナーマッスルで引き締めるしかないのです。また、筋肉は基本的に鍛えると太くなる性質があるため、ウエストを細くしたい女性もインナーマッスル強化はおすすめです。
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