細マッチョは筋トレ4週目から実感できる理由
細マッチョを目指して筋トレを始めたものの、効果が出なくてやめてしまった人も多いのでは? それは筋トレ効果が細マッチョとして実感できるのは4週目だからです。さらに筋肉の肥大を実感できるのは8週目以降になります。細マッチョになる筋トレのメカニズムを見ていきましょう。
細マッチョは筋トレによる筋肥大効果
筋トレの効果は、細マッチョに関係する見た目の「筋肥大」と、筋肉の質である「筋力」で実感できるものです。ただし、筋肥大と筋力アップの効果が出るタイミングには違いがあります。
筋トレを始めてすぐに効果が出るのは筋力です。筋トレ初心者であればあるほど、トレーニング開始当初はみるみる向上していきます。
一方、効果が出るのに時間がかかるのが筋肥大です。筋トレで細マッチョになるための筋肉の肥大が加速するのは「4週目」。そして、筋肥大したと実感できるのは「8週目」になります。
細マッチョの筋トレ効果は出方が違う
なぜ細マッチョの筋トレ効果として、筋肥大と実際の筋力アップのタイミングが違うのでしょう? 筋力は基本的に筋肉の太さにほぼ比例しますが、それ以外の要因も関係するからです。
1つは神経発達の要因です。1つの筋肉はたくさんの筋繊維の集まりで、複数の運動神経からの命令を受けて収縮しています。このため、より多くの運動神経からより頻繁に命令を受けると、そのぶん多くの筋繊維が収縮。筋肉全体で出す力が強まります。
2つめは抑制心理の要因です。筋トレ当初は、筋肉を傷めるかも…という不安が、無意識のうちに心理的なブレーキをかけてしまうもの。慣れると心理的な抑制が減って、強い力が出るようになります。
この神経の発達と抑制心理の減少は、筋トレを開始して4週目まで進行。細マッチョになるような見た目の変化は出ないものの、おもしろいように筋力はアップするのです。
細マッチョは筋トレ4週目から急加速
一方で、細マッチョに見えるための筋肥大には筋肉への大きな負荷が必要になりますが、4週目まではこの2つの要因が筋肥大に必要な刺激を制限してしまいます。
そして、4週間を過ぎると神経の発達と抑制心理の減少は高止まり。ここでようやく筋肉が筋肥大するのに必要な刺激を受けることが可能になります。
より重いウェイトを持ち上げることで、筋肥大が急加速。実際にそれが見た目に現れてくるのが8週目というわけです。
このため、細マッチョの筋トレが成功するかどうかのハードルは4週目と8週目。すなわち、最初の2か月を乗り越えられるかどうかにかかっているのです。
■「細マッチョの筋トレ」おすすめ記事
細マッチョになる筋トレがインナーマッスル腹筋!
細マッチョの体脂肪率は15%以下を目指すべし
細マッチョの筋トレには超回復の理解が不可欠
■「筋トレ」おすすめ記事
ぽっこりお腹の原因「内臓下垂」を解消する筋トレ
自宅の風呂で筋トレ!たった1分半の腹筋メニュー
筋トレダイエットに効くちょいアレンジスクワット
簡単!下腹部の筋トレができる「階段の上り方」
下腹部の筋トレは行列に並びながらでもできる!?
たった1分で効くインナーマッスル腹筋の鍛え方