褐色脂肪細胞を刺激すれば肩ストレッチで痩せる
肩ストレッチするだけでウエストをサイズダウンさせる方法があります。肩甲骨まわりにある褐色脂肪細胞を刺激することで、脂肪を燃やすことができるのです。肩を回すだけで褐色脂肪細胞を刺激して痩せられる、肩ストレッチの方法を詳しく紹介しましょう。
褐色脂肪細胞を刺激する肩ストレッチ
現代人は、肩が前方に入っている前肩という人がほとんど。このため、肩の関節の可動域が狭くなっています。この時点ですでに、日常生活での消費エネルギーが減ってしまっているのです。
このため1日1回、肩を後ろ側に回してストンと落とす肩ストレッチをするだけでウエストをサイズダウンできます。肩を回すことで肩甲骨周辺にある褐色脂肪細胞を刺激。脂肪が燃焼されるのです。
褐色脂肪細胞を刺激する肩ストレッチは、両手を下ろした状態から手の平を下に向けたまま肩の位置に上げます。ここで手の平を上向きにして、両腕をやや後ろに引くのです。そして、ひじを曲げないようにして上に伸ばします。
手を下ろすときは、上げたときの逆。手の平を上向きにして肩の高さまで下げたら、手の平を下向きに返します。最後に腕を下げるときは、背中で手の平を合わせるように斜め後ろに下げて終了です。肩が上がらないように注意しましょう。
褐色脂肪細胞は脂肪を熱に変える
褐色脂肪細胞は、脂肪を分解して熱に変えるのが特徴です。通常の脂肪細胞は白色脂肪細胞と呼ばれるもの。褐色脂肪細胞は鉄を含んでいるために茶色になっていて、脂肪細胞でありながらエネルギーを消費するのです。
人間は筋肉で体温を維持している生物。寒いときに体が震えるのは、筋肉が熱を出すために行われるからです。しかし、赤ちゃんは筋肉が未発達なため体温を保つことができません。そこで、褐色脂肪細胞が体を震わせずに熱を作り出して体温を維持しているのです。
褐色脂肪細胞は成長過程でほとんど減少しますが、肩甲骨の周りや首筋や脇の下に残っているもの。食事をして背中や首筋などが暑くなるのは、褐色脂肪細胞があるからです。
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