ゾンビ体操1日3回で30分間のウォーキング効果
ゾンビ体操とは、その名のとおりゾンビのような動きをする体操。ゾンビ体操の最大の効果は血管年齢の若返りです。高血圧や糖尿病、腰痛やストレスなど多くの症状を予防・改善できます。そこで、ゾンビ体操のやり方を詳しく紹介しましょう。ゾンビ体操はとっても簡単にできます。
ゾンビ体操の核心は上半身の動き
ゾンビ体操はいたってシンプル。かかとを浮かせて、つま先でその場で足踏みするだけです。その場で1分間足踏みしたら15秒休憩して、また1分間の足踏み。再び15秒休憩したら1分間足踏みします。
すなわちトータルで3分間、その場で足踏みすることになります。ただし、足踏みだけではゾンビ体操になりません。ゾンビ体操の核心は上半身の動きにあるのです。
子どもが嫌なことがあるときにする、イヤイヤというデンデン太鼓のような動き。体をねじって腕をブラブラと振る動きを、その場足踏みに加えるのです。いわば下半身が少し元気なゾンビといったところでしょう。
ゾンビ体操を朝昼晩に3分間ずつ
ここでジョギングは、歩くスピードの3倍くらいのエネルギーを使うといわれています。ゾンビ体操はその場で足踏みしているので、3分間の足踏みをジョギングに見立てれば、ウォーキングを10分間行ったことになるのです。
すなわち、ゾンビ体操を朝昼晩に3分間ずつ行うと、1日30分間歩いたのとほぼ同じ運動効果があるということ。ふだんからあまり運動していない人にとっては、かなりの運動量といえるでしょう。
そして、ゾンビ体操の最大の効果が血管の若返り。首や肩の筋肉がほぐれて、血液循環もよくなります。しかも、暑い夏や寒い冬に外に出なくても済むのも魅力。テレビを見ながら健康になれるのがゾンビ体操なのです。
ゾンビ体操で血管年齢が若返る理由
なぜゾンビ体操は血管年齢を若返らせて血管疾患を予防してくれるのでしょう? それは近年、運動が血管年齢によい効果を及ぼすことがわかってきたからです。というのも、運動をすると血管に血液が流れます。
すると、血管の中の壁から一酸化窒素が作り出されるのです。この一酸化窒素が血管を流れると、痛んだ血管が修復されます。また、血管が広がって血流がよくなるのです。
ゾンビ体操は、そんな一酸化窒素を簡単に生み出すことで血管年齢を若返らせる方法というわけ。3分間、無心で体を動かすようにゾンビ体操をするだけで、血管年齢は若返るのです。
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