毛細血管を増やすならシナモンとぬるめのお風呂
毛細血管を増やす食材にシナモンがあります。毛細血管のゴースト化を防ぐ「Tie2(タイツー)」を活性化させる成分がシナモンには含まれているからです。また、毛細血管を増やすなら、ぬるめのお風呂に入るのも効果的。じんわり汗をかいて血流をアップさせると毛細血管を増やすことができるのです。
毛細血管を増やすシナモン摂取
最新の研究では、シナモンを摂ることで血液の漏れを防げることがわかってきました。そもそも毛細血管のゴースト化の原因は、壁脂肪が剥がれ落ちること。それが毛細血管漏れを招きます。ここでTie2は壁細胞をしっかりつなぎとめて、毛細血管を丈夫に保つ働きがあるのです。
毛細血管を増やすシナモンの摂取量の目安は1日0.6g、小さじ1/2杯ほど。ただし、摂りすぎは臓器障害の可能性があるので、控えるようにしましょう。
シナモンを摂るのに一番お手軽なのは、紅茶などに入れること。なかでもミルクティーとの相性は抜群です。朝にはシナモントーストがピッタリ。シナモンロールがあるように、パンとの相性はバツグンです。
さらに、シナモンはスパイスなので、カレーや麻婆豆腐などスパイスが効いた料理に合わせてもOK。香りも引き立って、シナモンをおいしく摂ることができます。
毛細血管を増やすお風呂は40度
毛細血管を増やすなら、お風呂は40度で10分ほど入るのがおすすめ。40度くらいのお湯に浸かると、副交感神経が働きやすくなって体がリラックスモードになります。すると血管が拡張して血流がアップ。毛細血管の増加につながります。
逆に、42度くらいの熱いお湯に浸かるのは、毛細血管にはあまりよくありません。42度以上のお湯に入ると血管を収縮させてしまって血圧が上昇するなど、体に悪影響を及ぼしてしまうからです。
毛細血管を増やすお風呂の入り方は、じんわり汗が出るくらいが目標。ぬるめのお湯で胸まで浸かったら10分ほど、半身浴であれば20~30分ほどがよいでしょう。
入浴剤で毛細血管を増やす効果が期待できるのが、炭酸入りタイプ。ポイントは炭酸の泡になります。炭酸の泡が皮膚に近い毛細血管を刺激して血流がアップ。銭湯などでジェットバスに入るのも効果的です。
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