お腹に脂肪がたまってしまうのには理由があった
脂肪がもっともたまりやすい場所がお腹。皮下脂肪と内臓脂肪のダブルパンチで、お腹に脂肪がたまっていきます。じつは、お腹に脂肪がたまってしまうのには理由がありました。それは人間の生存能力にも関わる問題でもあります。お腹に脂肪がたまってしまう理由を見ていきましょう。
食が細くなってもお腹に脂肪
昔より食が細くなったのに、なんでお腹に脂肪がつくのか悩んでいる人は多いはず。これは医学的にいえば、加齢にともなう基礎代謝の低下により、若年期より消費カロリーが低く抑えられているということです。
簡単にいえば、年をとると全身の筋肉が衰えて運動もしなくなるので、消費しきれないエネルギーが脂肪になって蓄えられているということ。すなわち、昔より余剰エネルギーが出やすい体質に代わっているため、食事量が減ってもあまり影響が出ないわけです。
それでは、なぜおなかに脂肪が溜まってしまうのでしょう? それにはいくつかの理由があります。
お腹に脂肪がつく最大の理由
お腹に脂肪がつく最大の理由は、そこがストックしやすい場所ということです。体幹の中でもお腹には骨格が背骨しかなく、肋骨ようにさえぎるものがありません。サイズも大きく空洞もあるため、まさにフリースペースのようなものです。
また、お腹に脂肪がつく発端は筋肉の低下にあります。そこで、筋力が低下したお腹に脂肪をつけるのは、内臓の保護にも有効。これもお腹に脂肪がつく理由の1つです。
お腹は体の重心に近いため、脂肪がついても安定することもあります。しかもあまり動かさない部位なので、邪魔になりにくい場所でもあるのです。こうして、生存能力に影響が少ないお腹に脂肪がたまってしまうのでした。
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